野鳥ミニ研究 コサギとカルガモ

玉川上水周辺での撮影ではありませんが...


コサギは電柱(のようなもの)にも止まります。
電線にも時々止まっているのを見かけます。

「都市部の水路で生活するコサギ」がいたら、比較的よく見かける光景なのかも。


建物の上に集団で止まるコサギ。
彼らも都市に順応していっているのですね。




カルガモの集団が水辺で口をモグモグしているのを見つけたのでしばらく観察&撮影しました。
草をくちばしでゴソゴソと探るような動きをしていて、何か食べ物を探しているのかと思っていたのですが、草自体を食べているのですね。

植物類中心の雑食ということを知識としては知ってるものの、やはりきちんと自分の目で食べる様子を確認していきたいものです。

切手の中の野鳥

とっても身近にある、野鳥の絵を楽しめる意外なもの。
それが切手です。

特に印象に残っているのが、一世代か二世代ほど前と思われる普通切手のシリーズ。
ヤマセミの80円切手は、野鳥に興味のなかった頃から無意識のうちに何度も何度も見てきています。

(※念のため、今回は切手画像に斜線を入れています。)

このシリーズを個人的には黄金期と呼びたい!勝手に。
50円:メジロ
70円:シジュウカラ
80円:ヤマセミ
90円:カルガモ
110円:コチドリ
120円:モズ
130円:ウソ
140円:イカル
150円:モズ
1994〜1997年頃に発行開始したものだそうです。
いつでも会える野鳥~ほどよく珍しい野鳥まで、親しみのある森の野鳥たち、という感じの楽しいセレクト。

図鑑画のように写実的な絵柄が魅力的
この後に登場した、50円、80円のキジバト、オシドリは少しデフォルメされた図案でした。
スタイリッシュではあるけれど、やはり好みは前者です。

そして2015年現在、現行の普通切手は野鳥の図案が10円切手(トキ)のみになってしまいました。


特殊切手も含め、野鳥図案の切手をいくつか両親から譲り受けたのですが、先ほど黄金期と名付けた普通切手が全種集まらず。
ただの普通切手は、やはりなかなか保管しておかないものです。
切手コレクターになるつもりは全くなく、正直使用済みでも構わないので、変に価値が出てしまう前に、集めておきたい!




あらためて色々な切手の図案を眺めてみると、野鳥、野生動物、山野草、古美術、文化財、各地の名所など、好きなものばかりであることに気が付きました。
同じような図案のトレーディングカードでもあれば集めてしまいそうです。
2000年以降、最新の「アニメ」切手まで登場しているところも興味深い。


「ヤマセミ」と言われて分からなくても、「80円切手の鳥」と言えば分かる方がいるのではないでしょうか。
切手の図案は、自然や文化への関心を高めることにひそかに貢献しているのでしょうね。

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(撮影 2005年7月)

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(撮影 2016年1月)

年が明けまして2016年です。

雲ひとつない快晴、ぽかぽか天気でした。
1月1日(金)12:30〜14:00
ムクドリ
ヒヨドリ
コゲラ
メジロ
シメ
モズ
ツグミ
イカル
カルガモ


新年初メジロ。



ドバト(カワラバト)。
いままで撮り貯めた写真の中に、玉川上水のドバトが全く無かったことに気が付き今日撮影。
いつでも撮れると思っていると、撮り忘れるものです。


ヒヨドリも久しぶりに撮影。


新年初シジュウカラ。
暗いところではモノトーンに見えることもありますが、こうやって見ると背中の黄緑色が鮮やか!


飛び立つコゲラ!

コゲラのものと思われる巣穴。


シメ(鴲)です。最近はよく出会っています。


エノキの実を次から次へと食べていました。食欲旺盛。

体をひねると、想像よりも伸びます。
地鳴きは「チッ、チッ」といったタイプの声。
今日覚えたので、これからは似たタイプの地鳴きと識別したいところ。


イカル(鵤)です。
今日はアトリ科の野鳥がよく見られた日でした。
続けて見ると、やはり同じアトリ科のシメとフォルムがそっくり。
ペンチ型、なんていう言い方をしますが、がっちりしたくちばし。
細いくちばしの鳥とは違い、実を自らのくちばしで割って食べることができます。


意外とおなかはふかふかしています!
すばらしい美声で10分ほど歌っていました。声量もたっぷり。
通りかかったおばちゃんとしばらく談笑しつつ、さえずりを楽しみました。

 
おなかの掃除、毛づくろいをしている…ようにも見えますが、くちばしの掃除なのかも。
シメにしても、このイカルにしても、くちばしが汚れていることがとても多いです!




公園や神社のドバトのようには群れないので、キジバトの数を意識したことはなかったのですが、今日数えてみるとごく狭いエリアに30〜40羽ほど。
若干多すぎのような気がします。
ドバトのほうが少ないですね。



マユミとコゲラ。ふっくら。羽の模様がよく分かる。


正面顔シリーズ!


はばたく瞬間。
こうやって見るときれいなフォルムですね!そしてかわいい。


今年はもっと野鳥を中心とした生態をしっかり学び、データも貯めていきたいと思います。
ただ、データをどこまでweb上で公開していくべきか、というのを識者に相談したいところ。