7月の蝶
キアゲハ!
アゲハ(ナミアゲハ)にそっくりですが、キアゲハは全体的に黄色が強いのと、前翅表側の体に近い部分が黒色で埋まっていることではっきり区別できます。
裏側もよく見るとけっこう違う。
虫の仲間にはよくあることですが、姿はほぼ同じ仲間(アゲハ)と食べるものは違っています。
アゲハはミカン科(サンショウよりも栽培種ミカン系の方を好む気がする)、キアゲハはセリ科(セリ、ニンジンなど)です。
ツマグロヒョウモンの♀。
都市部でも見られ、決して珍しい種類ではないのですが、玉川上水で見かけることは意外と少ない気がします。
食草はスミレ科。パンジーなど園芸植物も好む。
カラスアゲハ。
あまりいい写真ではないのですが。
玉川上水では黒いアゲハの仲間(クロアゲハ、カラスアゲハ、オナガアゲハ、ジャコウアゲハ、モンキアゲハ、ナガサキアゲハ)がかなりたくさん飛んでいるのですが、どこかに止まってくれないとなかなか見分けられません。
食草はミカン科。
ウラナミアカシジミ。
橙色にゼブラ模様。玉川上水で見られるゼフィルスの一種。
多くのゼフィルスがそうであるように、食草はクヌギ、コナラなどのブナ科。
アカボシゴマダラの夏型。
葉の上で休んでいました。
基本的に花へはやってこないので、姿をじっくり見ようと思ったら、樹液の近くを探すか、休んでいるところを探すことになります。
ツバメシジミ。
小さなシジミチョウの仲間。
食草はマメ科。尾状突起が美しい。