ツマキシャチホコ

最近の玉川上水で、とっても不思議な形の蛾がよく発生しています!


ツマキシャチホコの成虫!
厳密には、ツマキシャチホコの"仲間"。
そっくりな種が数種類いて、そのどれなのかは特定できていません。
名前の通り、シャチホコガ科。


1枚目の写真では分かりにくかったと思いますが、木の枝の先につかまっていました。
不思議な模様。
なんと、折れた枝に擬態しています。

 
真上から見たところ。
折れた枝の雰囲気を出すために、太くて平たい頭になっています。変な感じ!


ふっくらして目が大きい。
意外と愛嬌のある顔です。



日中に出会った個体。
翅下側の端は、めくれた樹皮の雰囲気を出しています。
面白い擬態っぷり。


あまり人に対して警戒心はないようで、近づいてもなかなか逃げません。

遠目にはたしかに折れ枝にそっくりなんですが、草につかまっていたら(少なくとも人の目には)バレバレです。
これでいいんでしょうか。