ウラナミシジミ


玉川上水沿いでウラナミシジミに遭遇しました。
クズの葉っぱの上!

シジミチョウの仲間で、このあたりでは秋頃によく見られるようになります。


尾状突起がかわいい!
この個体は、片側の尾状突起が欠けてしまっているようです。


どちらかといえば明るく開けた草地環境を好むこのチョウ。
決して珍しいチョウというわけではないのですが、草地的なエリアが狭い場所では記録があまりありません。

狭い緑地が連続している玉川上水沿いでは、草地環境がちょっと不足気味。

クチバスズメ

最近スズメガの記事ばかりな気がしますが...
またまた夜の帰り道で出会いました。


クチバスズメです!

朽葉色の翅と体がおしゃれ。
夏に成虫が見られる蛾なので、落ち葉に擬態というわけではなさそうな感じがしますが、美しい模様です。


食草はブナ科の葉っぱ。
ということなので、雑木林的な環境で見つかるのは当然ですね。
なんどか幼虫も見かけている気がします。

コシアカスカシバふたたび


ハチじゃないよ!蛾の仲間です。
玉川上水でコシアカスカシバに出会いました。

2017年の同じくらいの時期にも出会ったこの蛾


遠目にはハチそっくり。
でも、近づいてみれば触覚の雰囲気が全然違いますし、ハチの仲間のように体がツヤツヤしていません。

図鑑などに「スズメバチに擬態している」と書かれていることが多いのですが、個人的にはキアシナガバチなど、アシバガバチ系に似ていると思っています。



幼虫はまだ見たことがありません。
コシアカスカシバの幼虫は、大多数の蛾の幼虫のように葉を食べて育つのではなく、ブナ科などの材を食べるんだとか。
樹皮下に住んでいるので、普通の散策ではイモムシを見つけることができません。
見てみたい!

今夏のゴマダラチョウ


ゴマしゃん!夏型のゴマダラチョウ成虫です。
樹液にやってきました。
翅の裏側は表に比べると色が薄め。光の当たり方によって茶色っぽい色や緑っぽい色などいろんな色が見えます。


外来種アカボシゴマダラが目立つ今日この頃ですが、エノキの多いエリア、エノキの落ち葉が風に飛ばされずしっかりと残るエリアではまだまだゴマダラチョウが見られます。