ワカケホンセイインコ襲来!
玉川上水の桜が少しずつ開花し始めた頃。
(撮影 2015年3月)
早朝に突然やってきた緑色の飛行物体!
数匹のグループで飛んできて、桜の枝に着地。
そして…
花ごとむしり取る!
ほんの2、3分のできごとだったと思います。
咲きはじめた桜の花をすごいスピードでむしり取っては食べ、むしり取っては食べ、あっという間に去って行きました。
ワカケホンセイインコが東京にすみついたのは1960年代末頃だそうです。
世田谷区内のペットショップより、輸入された百数十話の若鳥が逃げ出したのがおそらくはじまりなんだとか。
当然ながら、元来日本に生息していた鳥ではありません。
現在では、異常な数の群れが都内でもあちこちで見られます。
とりあえず、西寄りの玉川上水緑道は群れのねぐらになっている気配はありませんが、まれにやってくることがあるようです。
やはり外来種ということで、生態系への影響が心配されています。
が、彼(女)らに罪があるわけではありません。
外来種でありながら、生態系への影響も小さく、多くの人に愛されているコジュケイと比べると、ちょっとかわいそうな存在ではあります。