2月の野鳥メモ

2月8日(月)13:00〜15:00 天気 曇り気味の晴れ

メジロ
アオジ (ヤブツバキに)
ムクドリ
スズメ
ハクセキレイ
ツグミ(全部地上)
シメ
ヒヨドリ
シジュウカラ
カルガモ
エナガ
ジョウビタキ(オス)
ドバト
ハシブトガラス
コゲラ
オナガ
シロハラ

ツグミの様子が変わってきています。
今日見かけた個体はすべて地面に降りていました。
周囲の畑地で見かけることも多くなってきています。

いつもチェックしている範囲でアオジを見つけられたのは収穫。


「野鳥メモ」のルールとして考えているのはこんなところ。
・見かけた場所を具体的には書かない(手元にはメモを残す、ネット上には公開しない)
・人が殺到するレベルの珍鳥を見つけた時には公開しない(しばらく時間が経過してから公開するのはあり)



ジョウビタキのオス!きれいですね。


シジュウカラ。地面に降りている姿もよく見かけるようになりました。


・勉強メモ追記
「キセキレイは、ハクセキレイ・セグロセキレイの単なる色違いではなく、フォルムも微妙に違う気がする...」のようなことを以前書いたけれど、実際に体重が半分ほどしかないらしい。
やはりキセキレイの方がスラっとしている。しかし半分というのは驚き!

2月9日朝6:30にイカルのさえずりを聞く。

平地でのヒヨドリは、昔冬鳥だった。1960年~70年代に留鳥化。山に戻らず繁殖するようになった。
もちろん、現在でも渡りをしないわけではないので、玉川上水で一年中見られるヒヨドリたちが、常に同じヒヨドリたちなのかは全く分からない。

加美上水公園・中西悟堂「野鳥村」構想の地

福生市内、玉川上水に隣接する雑木林の空間。


加美上水公園です!
「加美」はこのあたりの地名ですね。





玉川上水旧堀跡」のパネルあり。
福生付近の水路は、江戸中期に一度付け替え工事が行われています。
旧堀の跡がこの公園の周囲に現存。




そしてここは、中西悟堂「野鳥村」構想の地でもあります。

こちらのプレートは最近(2015年5月)設置されました。
教育委員会の設置するプレート類も含め、こういうものはとても大事。




公園入口で、見られる野鳥や昆虫が紹介されていました。

見られる野鳥の一部として写真が紹介されていたのが
ヒヨドリ、オナガ、エナガ、
シジュウカラ、ジョウビタキ、スズメ、
メジロ、カルガモ、マガモ、ダイサギ、アオサギ、ムクドリ。
「他にアオゲラ、コゲラ、アオジ、ルリビタキ(冬)などが見られています。」
とのこと。
サギ類やカモ類が見られるのは、隣接している玉川上水の水路内でしょうね。

この日、ここに紹介されていた野鳥はだいたい見ることができたと思います。
あとは、ツグミもいました。
少し西へ歩けば多摩川ですので、見られる野鳥の種類はもっと増えます。

  

西を見ると多摩川。
雑木林であり、玉川上水と多摩川に挟まれていて、さらに公園内にも大きな高低差があるという面白い地形。

「野鳥村」は実現しなかったものの、今でもたくさんの野鳥が楽しめるようになっています。


公園頂上にはちょっとした休憩スペース。ここから富士山も見えます。

 
ボランティア募集中!
ボランティアの方々がこのあたりの林を手入れしているようです。

きちんと手入れを続けないとどんどん暗い林になっていきそうな気配はありました。

 
付近の玉川上水はすでにシュロだらけ。

もちろん安易に害樹扱いしようとは思いませんが、増え過ぎの影響がどんなものか、どんな手入れをしていくべきなのか、勉強を続けていきます。

メモ:シュロの使い道
たわし、ほうき。シュロ縄。葉をハエたたきに。

拝島から羽村まで玉川上水散策 野鳥編

拝島駅付近→取水堰まで、寄り道しながらの玉川上水散策でした。
タイトルを「野鳥編」としたのは、ひとまず野鳥関連についてのみ書こうと思ったためです。
野鳥以外にも多くの発見がありました。

拝島駅から玉川上水へ

日光橋・日光橋公園

水喰土公園・水喰土堀跡

ほたる公園

中福生公園

田村酒造場

加美上水公園・中西悟堂「野鳥村」構想の地
玉川上水旧堀跡

少し多摩川散策

羽村取水堰


1月22日(金)9:30〜13:30
玉川上水野鳥メモ

カワセミ 3ヶ所
ヒヨドリ
ムクドリ
ジョウビタキ
コゲラ
エナガ
シジュウカラ
ヤマガラ
メジロ
アオジ
カルガモ
マガモ 10ペア以上
ツグミ
シロハラ
カワウ(上空)
アオサギ
コサギ
ダイサギ
モズ
ハクセキレイ
ハシブトガラス
キジバト
スズメ

小平監視所先で キセキレイ

多摩川のみ ホオジロ シメ カイツブリ

判別できなかったキツツキ類のドラミングあり。(コゲラの音量ではなかった)


・今年は飛来数が少ないと思っていたマガモ、福生よりも上流には結構な数がいる。立川・小平あたりにはやはり少ない
・カワウが見られるのはどのあたりまでだろうか?多摩川から離れすぎている場所には来ないと思う
・福生よりも上流ではシメ、イカルに遭遇せず(多摩川にはシメがいた)
・福生市内の土手にほとんど木の生えていないエリアがあり、そのあたりは当然野鳥の姿が見えない。しかし加美上水公園周辺はとてもにぎやか
・アオジもたくさん見られた。下流ではちょうどいい藪が少ないのか、数が少ない気がする
・ガビチョウの目撃、鳴き声も無し


マガモのオスとメス。


揃ってこのポーズ!


はっきりと樹液を食べているところは初めて撮れました。メジロ。


ひさびさ玉川上水のカワセミ。
タイミングさえ合えば、毎日会うこともある野鳥なんですけどね。


加美上水公園でエサを探す。雪とツグミ。

 
多摩川付近でホオジロ。よく見るとくちばしの色が薄い。
明るく開けた場所の藪にしかいないようで、玉川上水の藪では見たことがありません。
すぐ近くで見かけることはあるのですが...


ヤマガラ。


アオサギ。
羽村取水堰が近づくと、水路外にいるサギ類を見かけます。立川あたりより下流ではほとんど見られない光景。

 
ダイサギもこの通り、水路の外に。


たぶん眠っているアオサギ。顔をしまうと毛のかたまりに。
野鳥に詳しくない方が突然これを見たら驚きそう。




ちょうど魚を捕らえたダイサギ!
コサギと並ぶと親子のように見えます。もちろん実際は別種。

さて日頃からの疑問。
玉川上水の水量が多かった頃、彼らはどうしていたのでしょう?
自然の川なら部分的に浅い場所もあるけれど、玉川上水は堀状になっています。
水量が多かったら、足が水底に届かないのでは。


ジョウビタキのオス。顔が小さい?


ソメイヨシノにとまる、玉川上水のスズメ。
付近の住宅地にはたくさんいるものの、「玉川上水のスズメ」は意外と貴重!


エナガはふかふか。


番外編その1。拝島から羽村までの散策とは別に。
小平監視所の先、処理水が流れ始めるあたりにキセキレイがいました。
ハクセキレイと、単なる色違いではなくてシルエットも微妙に違う気がしているのですが、どうなんでしょう。
キセキレイの方がスラっとしている印象があります。


番外編その2。
大雪により落ちてきてしまった巣。
形も崩れているし、過去に使い終わったものだといいのですが。
シュロの毛を中心に、綿のようなもの、そしてビニールと細い枝などを組み合わせて、器用に編みあげられていました。


 
番外編その3。
アメリカの鳥。
福生エリアでは低い位置を飛んでいるのをよく見かけます。

野鳥メモ1月16日

1月16日(土)

メジロ
ジョウビタキ
ムクドリ
メジロ
コゲラ
シメ
イカル
カルガモ
ヒヨドリ
モズ
シジュウカラ
オナガ
ウグイス(たぶん)
キジバト


・メモ
オナガの群れ 10羽 東へ。
シメが波状に飛ぶことを確認。
ガビチョウはぽかぽかした時間帯に鳴きやすい?
ガビチョウは今のところ、玉川上水を東西に移動する姿は見ていない。
南北の林や畑と玉川上水の行き来を観察済み。
ジョウビタキはいつものジョウビタキ(メス)。
キャベツ畑に降りるモズ(オス)を発見。
今日もツグミのぐぜりが聞けた。
ジョウビタキの地鳴きがはっきり聞こえた。
ウグイスらしき地鳴きをする鳥をよくみかけるものの、
民家近くの藪へ移動することが多く探しにくい。


ムクムクムクムクムクムク。
ムクドリの群れの姿が目立ちます。一箇所に50羽くらい集まっていたかも。
斜面をごそごそと移動しています。

他の場所では、電線や、一本の木に50羽以上密集するムクドリを見かける事があります。
そういう状態に比べると、玉川上水ではわりと分散している感じがしますね。


ミズキ(水木)の冬芽。
赤みを帯びた芽が、冬の林では目立ちます。鱗芽ですね。


特徴がないようでいて、わりと分かりやすいミズキの樹皮。
灰色に近い色で、つながってはいない縦のすじが入る。覚えておこう!


いつものシメさん。


いつものイカルさん。
今日も、パチッ、パチッと実を食べる音が林内に響いていました。


冬の樹木 (検索入門)
冬の樹木 (検索入門)
冬芽でわかる落葉樹―カラー図鑑
冬芽でわかる落葉樹―カラー図鑑
冬芽についての学習用にこの2冊を頂いたので、勉強がんばります。
どちらの本も、写真、解説ともに充実していてとても分かりやすい。
※80年代の本なので、現在書店での入手は難しいかもしれない。