加美上水公園・中西悟堂「野鳥村」構想の地

福生市内、玉川上水に隣接する雑木林の空間。


加美上水公園です!
「加美」はこのあたりの地名ですね。





玉川上水旧堀跡」のパネルあり。
福生付近の水路は、江戸中期に一度付け替え工事が行われています。
旧堀の跡がこの公園の周囲に現存。




そしてここは、中西悟堂「野鳥村」構想の地でもあります。

こちらのプレートは最近(2015年5月)設置されました。
教育委員会の設置するプレート類も含め、こういうものはとても大事。




公園入口で、見られる野鳥や昆虫が紹介されていました。

見られる野鳥の一部として写真が紹介されていたのが
ヒヨドリ、オナガ、エナガ、
シジュウカラ、ジョウビタキ、スズメ、
メジロ、カルガモ、マガモ、ダイサギ、アオサギ、ムクドリ。
「他にアオゲラ、コゲラ、アオジ、ルリビタキ(冬)などが見られています。」
とのこと。
サギ類やカモ類が見られるのは、隣接している玉川上水の水路内でしょうね。

この日、ここに紹介されていた野鳥はだいたい見ることができたと思います。
あとは、ツグミもいました。
少し西へ歩けば多摩川ですので、見られる野鳥の種類はもっと増えます。

  

西を見ると多摩川。
雑木林であり、玉川上水と多摩川に挟まれていて、さらに公園内にも大きな高低差があるという面白い地形。

「野鳥村」は実現しなかったものの、今でもたくさんの野鳥が楽しめるようになっています。


公園頂上にはちょっとした休憩スペース。ここから富士山も見えます。

 
ボランティア募集中!
ボランティアの方々がこのあたりの林を手入れしているようです。

きちんと手入れを続けないとどんどん暗い林になっていきそうな気配はありました。

 
付近の玉川上水はすでにシュロだらけ。

もちろん安易に害樹扱いしようとは思いませんが、増え過ぎの影響がどんなものか、どんな手入れをしていくべきなのか、勉強を続けていきます。

メモ:シュロの使い道
たわし、ほうき。シュロ縄。葉をハエたたきに。