野鳥勉強メモ:追記

・イカル、シメの飛び方は?
→どちらも波状。イカルは浅く、シメは深い波状とのこと。実際に観察して違いを確認したい。遠目に識別するヒントになるかも。

・イカルは冬にもさえずる
12月にさえずりが聞けたのは特に例外ではない。

・イカルは群れで行動することが多い。シメは1匹や小さな群れでいることが多い
→実際に観察して、この通り。納得できている。渡りの時にはシメも大きな群れになるとのこと。

・シメの雌雄は色で識別できる
→高難易度。肉眼では厳しそう。イカルは雌雄同色。

・シメが18cm程度なのに対してイカルは23cm
→実際の観察では違いを感じなかった。両種が近くにいることがあったら気にしてみたいところ。

・イカルは虫も食べる
→見たことがない。

・玉川上水で見かける野鳥、実際はどんな範囲で生活しているんだろうか?
→エリアごとに、いくつか南北に公園や林がある。玉川上水緑道沿いではなく、南北に飛び去る野鳥も多い。確かめるのは難しい。
いつか丸一日使って、カルガモが朝から晩までどのように移動しているのか観察してみたいと思っている。

・ジョウビタキはどこからやってきている?
→玉川上水では冬のみ見かける冬鳥。チベットや中国方面から渡ってくるとのこと。日本での繁殖もわずかな例がある。

・先日、上空を飛んで行くのを見かけた猛禽類は、下から見て羽の白さが目立っていた気がする
→ノスリかチョウゲンボウ?

・今年度はマガモになかなか会わないのをタイミングの問題と思っていたが、暖冬の影響ではないか
→前年度が特別多かったとも考えられる。他の冬鳥は飛来していて、カルガモも増えてはいる。
前年度の同じ頃は、カルガモの集団の中にほぼ確実にマガモが混ざっていた。

・「玉川上水のカッコウ」の写真を見たことがない
→葉の生い茂る時期に来るのでそもそもカッコウ科は写真に撮りにくい。今夏は挑戦したい。

基本がわかる野鳥eco図鑑―野鳥がわかると命のつながりが見える
基本がわかる野鳥eco図鑑―野鳥がわかると命のつながりが見える

もっと勉強しよう!
とりあえず、身近で出会える野鳥のことをもっと知りたい。
観察しやすい冬の間にがんばりましょう!


※追記

・エナガは昆虫やクモを食べる、樹液も吸う
→まだまだ食性がしっかり頭に入っていない。「玉川上水の野鳥 食べ物リスト」をつくりたい

・ツグミはミミズや木の実を食べる
→よく土を掘っている姿を見かける。ツグミ科はだいたいこんな食性かな。

・ジョウビタキは雌雄ともになわばりを持つ
→心当たりあり。いつも同じような場所で見かけるジョウビタキは毎回同じ個体と考えられるか。

・(コゲラなどキツツキが特に)樹の幹で虫を探しまわっている。くちばしで突いて虫をひっぱり出して食べる。この虫とは?
→木の中に住むの虫のことを詳しく知らない。勉強不足!

玉川上水 1月の探鳥会

玉川上水 1月の探鳥会でした!

1月9日(土)9:00〜12:00 快晴
風が少し冷たいものの、昼ごろにはポカポカ。

本日の野鳥メモ
イカル
ヒヨドリ
シジュウカラ
シメ
コゲラ
メジロ
ムクドリ
ハクセキレイ
カルガモ
ハシブトガラス
ジョウビタキ(メス)
スズメ
ツグミ
エナガ
シロハラ
キジバト
ドバト



今日は遭遇しなかったものの、タイミング次第で会えたと思われる野鳥が
キセキレイ
ヤマガラ
カワラヒワ
カシラダカ
ガビチョウ
マガモ
モズ
ウグイス
ハシボソガラス
サギ類(コサギ、ダイサギ、アオサギ、ゴイサギ)
オナガ
稀 カワセミ アオゲラ アカゲラ
こんなところ。
このあたりが冬の玉川上水で見られる基本的な野鳥ということになります。


イカル日和でした!

エノキに残る実を求めて、イカルが数匹。
やはり、玉川上水緑道沿いの野鳥は比較的人馴れしています。
かなり間近で観察することができました。

種をかじるパチッ、パチッという音がはっきりと聞こえ、食べかすが降ってくるのが見えるほどの至近距離。


変なポーズ。もしかしてくちばしの汚れ取り?


かじる瞬間。
果実のみを食べる野鳥と違って、種を潰して食べてしまいます。
種子散布はされないわけで、樹木からしたらある意味では敵なのかもしれませんね。


エノキ(榎)の実。
手で潰そうとすると、パリッという小さな音とともに外側の皮は割れますが、中の種はそう簡単には割れません。


中身。オレンジに近い色でざらざらしています。


シメにももちろん遭遇。

玉川上水では多くの木の実がどんどん品切れになっていますが、エノキの実はまだそこそこ残っています。


エナガ。もふもふかわいい。

「エナガ、シジュウカラ、メジロ、コゲラの4種が集まってくる」という状況によく遭遇します。
※追記 いわゆる「混群」ですね。こういう単語も覚えていこう!


ツグミのぐぜりを2度聞くことができました。
今年はぐぜりを聞く機会に恵まれています。今まで気が付かなかっただけなんでしょうか...


さて、ちょっとした反省点もあり。
・ホオジロ系の地鳴き(チッ、チッ)が一度聞こえたものの、何の鳥か特定できなかった。くやしい。
(おそらくカシラダカだった。少なくともホオジロではない。)
・その他にもう一種、地鳴きから特定できないものがいた。シメの地鳴きだったかな?
→たぶんウグイスの地鳴きだった。次の日に遭遇。ウグイスの可能性を忘れていた。


玉川上水 探鳥会メモ
・緑道は決して広くはなく、常に通行人がいる。3〜4人が最適、最大6人程度。7、8人以上になる場合、2グループに別れたほうが良い気がする。

野鳥ミニ研究 コサギとカルガモ

玉川上水周辺での撮影ではありませんが...


コサギは電柱(のようなもの)にも止まります。
電線にも時々止まっているのを見かけます。

「都市部の水路で生活するコサギ」がいたら、比較的よく見かける光景なのかも。


建物の上に集団で止まるコサギ。
彼らも都市に順応していっているのですね。




カルガモの集団が水辺で口をモグモグしているのを見つけたのでしばらく観察&撮影しました。
草をくちばしでゴソゴソと探るような動きをしていて、何か食べ物を探しているのかと思っていたのですが、草自体を食べているのですね。

植物類中心の雑食ということを知識としては知ってるものの、やはりきちんと自分の目で食べる様子を確認していきたいものです。

切手の中の野鳥

とっても身近にある、野鳥の絵を楽しめる意外なもの。
それが切手です。

特に印象に残っているのが、一世代か二世代ほど前と思われる普通切手のシリーズ。
ヤマセミの80円切手は、野鳥に興味のなかった頃から無意識のうちに何度も何度も見てきています。

(※念のため、今回は切手画像に斜線を入れています。)

このシリーズを個人的には黄金期と呼びたい!勝手に。
50円:メジロ
70円:シジュウカラ
80円:ヤマセミ
90円:カルガモ
110円:コチドリ
120円:モズ
130円:ウソ
140円:イカル
150円:モズ
1994〜1997年頃に発行開始したものだそうです。
いつでも会える野鳥~ほどよく珍しい野鳥まで、親しみのある森の野鳥たち、という感じの楽しいセレクト。

図鑑画のように写実的な絵柄が魅力的
この後に登場した、50円、80円のキジバト、オシドリは少しデフォルメされた図案でした。
スタイリッシュではあるけれど、やはり好みは前者です。

そして2015年現在、現行の普通切手は野鳥の図案が10円切手(トキ)のみになってしまいました。


特殊切手も含め、野鳥図案の切手をいくつか両親から譲り受けたのですが、先ほど黄金期と名付けた普通切手が全種集まらず。
ただの普通切手は、やはりなかなか保管しておかないものです。
切手コレクターになるつもりは全くなく、正直使用済みでも構わないので、変に価値が出てしまう前に、集めておきたい!




あらためて色々な切手の図案を眺めてみると、野鳥、野生動物、山野草、古美術、文化財、各地の名所など、好きなものばかりであることに気が付きました。
同じような図案のトレーディングカードでもあれば集めてしまいそうです。
2000年以降、最新の「アニメ」切手まで登場しているところも興味深い。


「ヤマセミ」と言われて分からなくても、「80円切手の鳥」と言えば分かる方がいるのではないでしょうか。
切手の図案は、自然や文化への関心を高めることにひそかに貢献しているのでしょうね。