カワセミの耳かき



カワセミの耳かきを買いました!
これがなかなかよくできていてかわいい。

このカワセミはある程度デフォルメされていますが、やはり立体物というものは勉強になります。

程よいサイズ、程よい価格帯の野鳥の模型があったら集めたいな!


玉川上水 3月の野鳥メモ

玉川上水野鳥カレンダーはこちら。

玉川上水野鳥メモについて
・見かけた場所を具体的には書かない(手元にはメモを残す、ネット上には公開しない)
・人が殺到するような珍鳥を見つけた時には公開しない(しばらく時間が経過してから記録として公開するのはあり)


ヒヨドリ
ムクドリ
シジュウカラ (S)
ヤマガラ (S)
エナガ
メジロ (S)
ハクセキレイ
キセキレイ
オナガ
コゲラ
アオゲラ (ド)
ジョウビタキ (ぐ)
ツグミ (ぐ)
シロハラ
イカル (S)
シメ
カワラヒワ (S)
カルガモ
マガモ
カワセミ
オオタカ
コサギ
アオサギ
ゴイサギ
ウグイス (S)
ガビチョウ (S)
カシラダカ
アオジ
モズ
トラツグミ
ハシブトガラス
ハシボソガラス
スズメ
キジバト (S)
ドバト
カワウ

(S) さえずり確認
(ぐ) ぐぜり確認
(ド) ドラミング確認

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9日 ウグイス初鳴き(上手に鳴く個体とぐぜりの2羽)
18日 メジロ初鳴き
17日 ヒバリ初鳴き 玉川上水から100mほど遠く
ツグミ、ジョウビタキのぐぜり確認

私が玉川上水でウグイスの初鳴きを聞いたのは9日。
他の場所(といっても多摩地域内)では2月下旬に聞いています。
玉川上水でも、場所によってはもっと早いところもあったのかもしれませんね。

毎年春にさえずりを聞いているのに、見つけられなかったヒバリの姿をついに確認しました。
ただ、玉川上水から100mほど遠くを飛び回っていて、上水側へやってくる気配はありません。
これは玉川上水と関係があるとは言えない野鳥でしょうか...

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ハシボソガラス巣作り 枝折りと細枝拾い確認
エナガが羽根をくわえて移動(巣作り)確認
シジュウカラが巣材をくわえて移動するところを確認
カワウの1羽が婚姻色に変わっていることを確認
→カワウの婚姻色について調べること。どうも、オスメスで違いが出るのかという情報がハッキリしない。

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ツグミがミミズを食べる瞬間をじっくり見ることができたタイミングがありました。
図鑑で調べたらそれぞれの野鳥が食べるものは分かりますが、やはり自分の目できちんと確認したいものです。
環境が変わっていけば、今までは食べなかったようなものも食べ始めるかもしれない。重要な観察です。

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「玉川上水の野鳥」なんていうものは、実際はほとんどいないのでは、と思うことがあります。
日没が近くなると、玉川上水の林では野鳥の気配がほぼ無くなります。
カルガモは日が落ちてもまだまだ水路にいる他、カラス2種は見かけることがありますが。
多くの野鳥の本拠地、ねぐらは別の場所にある可能性があり。
ねぐら調査をしてみたい...!!



眠そうなゴイサギ。かわいい。
お昼ごろまではほぼ眠っているようです。

巣材を集めるハシボソガラス

野鳥たちは今、巣作りの時期です!

玉川上水で、器用にシュロ皮(と思われるもの)の繊維をほぐしているハシボソガラスに遭遇しました。





玉川上水では、かなり多くの場所でカラスの巣を見つけることができます。
高木のてっぺん近くに、ほぼ枝だけで作られた大きめの巣は、ほとんどがカラスの巣でしょう。
カラスといえば、ハンガーを巣の材料に使うことが有名ですが、玉川上水では見かけたことがありません。宅地ばかりの都心で、材料が不足している場合の手段なんでしょうね。


最近、木の枝を折る姿や、地上で細かい枝をくわえる姿をよく見かけていたのですが、今回は巣の底に敷くためのやわらかい素材集め。
両足で押さえて、くちばしで少しずつひっぱり出すという作業を数分間繰り返し、少しずつ繊維がほぐれていきました。

ハシボソガラス以外にも、ハシブトガラス、シジュウカラ、エナガの巣材集めを最近目撃しています。
(ハシボソガラスよりハシブトガラスのほうが若干巣作り開始が遅いという不思議。)
いよいよ繁殖期。

観察や撮影によって、余計なストレスを与えないよう、最大限気をつけていきます。

イカル

イカル(鵤)は年によって玉川上水で多く見られるアトリ科の野鳥です。

玉川上水ではおそらく漂鳥。
そのほとんどが冬に南下してきている群れだと思っています。今後4月、5月も見られるのか要チェック。


その特徴はなんといっても、アトリ科特有の大きなくちばし!色も鮮やか



硬い実を、そのペンチ型のくちばしで砕いて食べることができます。
「ムクノキの実をよく食べる」と紹介されることがありますが、私が観察している範囲にムクノキはほとんどなく、エノキの実を中心に食べています

そのさえずりはかなり陽気な歌
早朝にさえずるイカルに何度も遭遇しています。
2月3月に群れでのさえずりを。1月上旬に単独で長々と歌う姿を目撃済み。

そのさえずりが、「ツキ、ヒ、ホシ〜!(月、日、星)」と聞こえるため、サンコウチョウ(三光鳥)と呼ばれることもありました。
ただし、「ツキ、ヒ、ホシ、ホイホイホイ!!」と鳴く、別種の本家(?)サンコウチョウもいるため、この呼び方をするとややこしい。


10〜30羽程度の群れで行動している姿をよく見かけます
「地上でウロウロとエサを探す群れ」もおなじみなんですが、人通りの多い玉川上水ではなかなか見かけません。

ところで私は「過去に玉川上水で見られた野鳥」の資料を少しずつ集めていっていますが、このイカルの名前はあまり出てきません。

過去にはイカルが当たり年だったことはなかったのでしょうか。

 
おなかはふかふか。アトリ科の中では比較的ふっくらとした体型です。



同じアトリ科のシメは形がそっくり。実を食べる姿もそのまんま色違いという感じ。
ただし、シメはほとんど群れをつくらず、単独で行動しています。
大きさもシメのほうが少し小さい!(カワラヒワはそのシメよりもさらにワンサイズ小さい。)