新春初探鳥


(撮影 2016年1月)

年が明けまして2016年です。

雲ひとつない快晴、ぽかぽか天気でした。
1月1日(金)12:30〜14:00
ムクドリ
ヒヨドリ
コゲラ
メジロ
シメ
モズ
ツグミ
イカル
カルガモ


新年初メジロ。



ドバト(カワラバト)。
いままで撮り貯めた写真の中に、玉川上水のドバトが全く無かったことに気が付き今日撮影。
いつでも撮れると思っていると、撮り忘れるものです。


ヒヨドリも久しぶりに撮影。


新年初シジュウカラ。
暗いところではモノトーンに見えることもありますが、こうやって見ると背中の黄緑色が鮮やか!


飛び立つコゲラ!

コゲラのものと思われる巣穴。


シメ(鴲)です。最近はよく出会っています。


エノキの実を次から次へと食べていました。食欲旺盛。

体をひねると、想像よりも伸びます。
地鳴きは「チッ、チッ」といったタイプの声。
今日覚えたので、これからは似たタイプの地鳴きと識別したいところ。


イカル(鵤)です。
今日はアトリ科の野鳥がよく見られた日でした。
続けて見ると、やはり同じアトリ科のシメとフォルムがそっくり。
ペンチ型、なんていう言い方をしますが、がっちりしたくちばし。
細いくちばしの鳥とは違い、実を自らのくちばしで割って食べることができます。


意外とおなかはふかふかしています!
すばらしい美声で10分ほど歌っていました。声量もたっぷり。
通りかかったおばちゃんとしばらく談笑しつつ、さえずりを楽しみました。

 
おなかの掃除、毛づくろいをしている…ようにも見えますが、くちばしの掃除なのかも。
シメにしても、このイカルにしても、くちばしが汚れていることがとても多いです!




公園や神社のドバトのようには群れないので、キジバトの数を意識したことはなかったのですが、今日数えてみるとごく狭いエリアに30〜40羽ほど。
若干多すぎのような気がします。
ドバトのほうが少ないですね。



マユミとコゲラ。ふっくら。羽の模様がよく分かる。


正面顔シリーズ!


はばたく瞬間。
こうやって見るときれいなフォルムですね!そしてかわいい。


今年はもっと野鳥を中心とした生態をしっかり学び、データも貯めていきたいと思います。
ただ、データをどこまでweb上で公開していくべきか、というのを識者に相談したいところ。

ツグミのぐぜりを聞いた年の瀬

さんぽ中、頭上から複雑な節回しの歌が聞こえてきました。

かなり小さな音量だったので、樹のてっぺんにいるものと考えて探してみるものの、全く見つからず。

じっと聞き続けていると、その音源が意外と近いことに気が付き、さらに探してみると...



いました、声の主!
その歌の正体は、ツグミのぐぜりでした。
あくまでさえずりの練習段階だからということでしょうか、ほとんど口を開けていません。

以前にブログに書いたように、一度だけ玉川上水でツグミのぐぜりを聞いたことはあったのですが、まさかこの時期にぐぜりをするとは思っていなかったので、なかなか気が付かず。
まだまだ春ではないよ。

今年は暖秋・暖冬により、春の花が12月に咲くことが全く珍しくないくらいになっていますが、野鳥たちの季節感も少しずれてしまっているのかも。
(そういえば、シジュウカラのさえずりも今月(12月)に聞いています。)


しかし、もう2015年が終わろうとしている中、いいものが聞けました!
良い年の瀬。

野鳥の顔を正面から見るとなにか変!

残念ながら玉川上水内ではありませんが、今日出会ったカワセミ
偶然、真正面から撮れました。
その顔が…なんだか変!

(撮影 2015年12月 稲城市内)

どうも鳥の造形というのは、正面から見て美しく見えるようにはできていない気がします。
(魚類も同様ですね。)



(撮影 2015年1月 旧芝離宮庭園)

カワウの正面顔!
なんだかよく分かりません。くちばしがどの位置なのかすら分かりにくい。

 
(撮影 2015年3月 深大寺周辺)

エナガの正面顔!
とてもシュール。そして妙に真面目顔でとてもかわいい...

12月の野鳥メモとあれこれ

本日の玉川上水清掃活動中に、多くの野鳥に遭遇しました。
その時のメモを残しておきます。
1月に探鳥会も企画しています。わくわく。

多くの葉が落ちたことで、樹の上の野鳥もかなり観察しやすくなりました。

12月27日(9:00〜11:00)
ヒヨドリ
ムクドリ
シジュウカラ
ヤマガラ
ハクセキレイ
キセキレイ
ジョウビタキ(オス)
ツグミ
メジロ
モズ
エナガ
コゲラ
ドバト
キジバト
イカル
ハシブトガラス
カルガモ
マガモ
サギ類(おそらくアオサギだった。上空を鳴きながら通過)


玉川上水にイカルが生息していることは、あちこちで聞いていて知っていたのですが、私が遭遇したのは初めて。
今まで気が付かなかっただけなのかも。
頭上に陽気な歌声が響いていました。