マテバシイのどんぐりを食べる

今年はどんぐりが豊作な感じです!
少なくとも、近所のコナラクヌギはどんぐりがかなりたくさん。

さて、どんぐりにはおいしく食べることのできる種類があります。


じゃじゃん!
拾ってきました。マテバシイのどんぐり。
スダジイマテバシイなど、いわゆる「シイの木」のどんぐりは、アクが少なく、おいしく食べることができます。


「虫が入ってそうで嫌だ...」という方もいるのですが、きちんと選別するので大丈夫です。
まず見た目でNGなものは取り除き、その後見ずに浸けて浮くものを取り除きます。
さらに、殻を割った後に明らかにダメそうなものを取り除きます。
「食べてみたら虫喰いだった」ということはまず起きないはずです。


殻を剥いたところ。
力加減がちょっと難しく、慣れないと中身ごと割れてしまいます。
きれいに割れた中身は、落花生などに似ていますね。


このどんぐりを、オリーブオイルで炒めます!
さらに、塩やハーブ類で味付け。


完成!
クセはなく、ちょっとしたおやつやおつまみにぴったりです!

9月の花

秋の花がたくさん見られる時期です。
8月から咲き始める花も多め。



キツネノカミソリ
すでに見頃ピーク過ぎ。
一面に咲く場所、ぽつんぽつんと咲く場所、様々です。
葉っぱは春に出現して引っ込みます。この時期の茎に葉はありません。

 

ツルボの花。
特に草刈りをした場所からにょきにょきと生えてきます。



シラヤマギク
写真はまだつぼみですが、日当たりのいい場所ではすでに咲いています。



オニドコロの花と果実。

 
ヌスビトハギの花。


カラスウリの果実。まだ赤くなっていませんね。


ヤブランの花。

 
ツリガネニンジンの花。
花が咲く時期の直前に草刈りが入る場合が多く、立川市内では多くの花は見られません。
つぼみの形を見ると、たしかにキキョウ科なんだな、と思います。ホタルブクロやキキョウの花が咲く直前とそっくり!

2017年のエゴノキ

今年も玉川上水の風物詩、エゴノキの花が咲き始めました。
エゴノキの花

今年(2017年)、立川市内の玉川上水では5月11〜13日にかけて開花、14日には満開の樹が目立つようになりました。


コナラ・クヌギほど大きくならないのでそこまで存在感はないものの、生えている本数で言えばトップクラスのエゴノキ。

花付きの良い株では一面エゴノキの花になり、見上げると真っ白!

訪花昆虫が多い印象はないのですが、マルハナバチなどハチの仲間が時々やってきているのはみかけます。
葉っぱはエゴツルクビオトシブミが利用し、果実はエゴヒゲナガゾウムシが利用するほか、ヤマガラの大好物。
生き物たちとの関係もおもしろい植物です。



夜のエゴノキもなかなかきれい。
遊歩道に香りが漂います。

ウツギの星状毛


咲き始めました。
もうあと数日で、ウツギの花が見頃を迎えます!

このウツギの葉の面白い特徴が、星状毛


葉のアップ。このくらいの倍率ではまだ分かりにくいけれど...


さらにアップにしたもの。キラキラと光る星のような毛がたくさん見えます。
不思議!

なぜこのような形の毛があるのか、あまりすっきりとした回答は見たことがありません。


 
おまけ。
裏側をミニ顕微鏡+iPhoneで撮影してみました。なかなかきれいに撮れます。

そして、裏側は星の形が違う!