ウバタマムシ

コウチュウ目タマムシ科
ウバタマムシに出会いました!

地味な色合い。タマムシ(ヤマトタマムシ)のメスだと勘違いされることも多いのだとか。
同じフォルムでオスは色鮮やか、メスは地味な色っていうのは確かによくあるパターン。

ただし、タマムシとウバタマムシは見つかる場所が違います。
タマムシに成虫はエノキの葉を食べますが、ウバタマムシの成虫はマツを好むみたい。
この写真のウバタマムシもアカマツにくっついていました。


裏側。

玉川上水の林ではアカマツがちょっとずつ減りつつあります。
井の頭公園にはまとまったアカマツ林がありますが...

ウバタマムシの生息場所もだんだんと少なくなっていくのかも。

須崎家内蔵

川越道緑地古民家園内で「須崎家内蔵」の復元工事が終了し、公開されています。

なかなか行くタイミングがなかったのですが、春から公開は始まっていました。



木造3階立て
江戸時代後期〜明治時代初期の土蔵だとされています。
このままの形で残っていたわけではなく、復元するにあたっていくらか作り変えています。

須崎家砂川村八番組の組頭を務めた家だったそうです。
質屋を営んでいて、この蔵は質蔵だったとのこと。


以前につくった砂川村地図を再掲載。
八番組は五日市街道沿いの、現在の玉川上水駅よりも少し東あたり。


外壁は美しい漆喰仕上げ
ちょっとずつ、古民家らしい汚れがついていくんじゃないか思いますが、今はまぶしい白色です。


小林家住宅の母屋。
川越道緑地古民家園のメインの建物はこちらです。砂川九番組の古民家。


古民家内より蔵を眺める。
風通しが良くて、夏でも涼しい!

 
蔵に隣接して、砂川十番組大幟の支柱もここに保存されています。


※実際は須崎の「」は旧字の「」です。機種依存文字なので、念のため崎を使っています。

トークイベント・公開講座「ミジンコから 世界、宇宙を考える」坂田明×関野吉晴



トークイベント・公開講座「ミジンコから 世界、宇宙を考える」坂田明×関野吉晴
7月30日(土)に行われます。


日時:2016年7月30日(土)
<開場>19:00
<開演>19:15
<終了>21:15
<ミジンコ観察体験>18:20〜19:00
(受付後 先着順)

会場:ルネこだいら 中ホール(東京都、小平市)
東京都小平市美園町1-8-5
http://www.runekodaira.jp
入場料:当日1,000円、前売り600円、WEBこくちーず申し込み800円


玉川上水との関係はやや少なめのイベント。

グレートジャーニー」でおなじみ、冒険家の関野吉晴先生(武蔵美の教授でもあります)は現在、「地球永住計画」と名付けたプロジェクトの中で、玉川上水をじっくり掘り下げています。
以前にブログで紹介した、トーク「玉川上水を探検する」
も、このプロジェクトの中のもの。

坂田明さんはジャズサックス奏者。
ジャズピアニストである山下洋輔先生と仲良しです。タモリさんとも。
一応、私のジャズピアノの師匠は山下洋輔先生なので、そういう意味でもこのイベントにも行かないわけにはいかない!
玉川上水とともに発展した砂川村の鎮守さま、阿豆佐味天神社の「猫返し神社」のエピソードも山下洋輔先生によるものです。
なんやかんやで縁があるものです。

また、私の好きなアーティスト、コトリンゴ氏のアルバムに、坂田明さんの実子である坂田学さんがドラムでちょくちょく参加していたりします。


ミジンコ」は自分にとって未知の分野ですが、この機会に学んでみたい!

玉川上水の蛾

玉川上水には美しい(と私は思う)蛾の仲間がたくさんいます。

とりあえず日本国内においてチョウの仲間ガの仲間とはしっかり分けられているのですが、その区別の仕方にはいろいろと例外もあり厳密な定義は難しいようです。


そこらの雑木林で簡単に見つかるような種類が、Google検索してみるとほんの数千件程度しかヒットしなかったりします。
関心の薄さ。

チョウの仲間に比べると、ガの仲間は圧倒的に種類が多いのも特徴。
日本のチョウの仲間が約250種なのに対し、ガの仲間は約6000種なんだとか。

これまでに見つけたものも含め、玉川上水に生息する蛾をこの記事内に、ためこんでいこうと思います。

シャクガの仲間


フタナミトビヒメシャク
シャクガ科。

 
フタテンオエダシャク
シャクガ科。


ベニスジヒメシャク
シャクガ科。「ベニ」というより、紫がかったピンクの模様が美しい。
地面で休んでいました。


マエキヒメシャク。


ウメエダシャク


ユウマダラエダシャク
シャクガ科。


ヨモギエダシャク


クロスジフユエダシャク

夜の樹液に集まる蛾


フクラスズメ


カキバトモエ
ヤガ科。


オオシマカラスヨトウ
ヤガ科。


ムクゲコノハ
ヤガ科。

カトカラ


フシキキシタバ
ヤガ科シタバガ亜科。


オニベニシタバ

スズメガの仲間


クルマスズメ


サザナミスズメ
スズメガの仲間。


ウンモンスズメ


シモフリスズメ

その他


マエアカスカシノメイガ
ツトガ科ノメイガ亜科。
羽は透ける。かなり小さい。


オオギンスジハマキ
ハマキガ科。
銀色の筋にはかなり光沢感がある。


ケンモンミドリガ

未同定!





未同定のの仲間。2種。



ヒトリガの仲間。
チョウ目ヒトリガ科。
アカハラゴマダラヒトリもしくはキハラゴマダラヒトリかな。


マドガ


オオミズアオ


ウスキツバメエダシャク




ホタルガ
マダラガ科。



ツマキシャチホコ
シャチホコガ科。



カノコガ
カノコガ科。


コシアカスカシバ
キノカワガ