玉川上水クッキー

「玉川上水クッキー」をつくりました!



こちらは焼く前の様子。
おまけで「御上水クッキー」と「ホタルクッキー」も。

「ステンシルクッキー」と呼ばれるもので、クリアファイル等を切り抜いて作った型をクッキーに乗せ、上からココアパウダーを振りかけることで絵を定着させます。


焼いた後。すっきり目に焼いた方が、絵が見やすいかな。


多摩つながりで「新選組クッキー」も。
誠!

玉川上水(立川市内)でスポットセンサスによる野鳥調査

毎年、小平市内の玉川上水周辺で、どんぐりの会主催での冬鳥調査が行われています。

いつか同時調査などの企画を行いたいと思っていて、やや遅れてですが立川市内でも調査を行いました。

調査日:2月11日(土)9:30〜11:00
天気:晴れ

調査地点の5ヶ所は玉川上水駅周辺の雑木林となっているエリアです。

調査結果
名前 総数 割合
シジュウカラ 26 18%
アトリ 22 15%
スズメ 20 14%
ヒヨドリ 18 12%
カルガモ 10 7%
メジロ 10 7%
ムクドリ 9 6%
ハシブトガラス 8 6%
キジバト 8 6%
ツグミ 7 5%
コゲラ 2 1%
モズ 2 1%
コサギ 2 1%
シメ 1 1%
欄外 ドバト、ハクセキレイ

・調査結果について
実際にスポットセンサスでの調査をしてみると、普段の野鳥観察とはずいぶん違う印象の結果となった。
かなり多い印象のヒヨドリは意外にカウント数は少なく、毎日簡単に出会える印象のエナガとはこの日遭遇しなかった。
本当は月に数回の調査が行えると、もっと分かることがあるはず。
今年かなりの数が飛来しているアトリは、日によっては40〜50羽程度の群れが見られる。


参考までに、この時期に見られる可能性のある野鳥は
ヒヨドリ、ムクドリ、
エナガ、シジュウカラ、メジロ、コゲラ
アオゲラ、ツグミ、ウグイス、モズ、オナガ
キジバト、ドバト、ハシブトガラス、ハシボソガラス
ヤマガラ、シロハラ、ジョウビタキ、ルリビタキ
カルガモ、マガモ、カワセミ、ハクセキレイ、キセキレイ
アオジ、カシラダカ、シメ、アトリ、コサギ、ダイサギ、ゴイサギ、アオサギ
このあたり。

まるごと玉川上水かんさつ会 第1回 無事に終了しました

2月12日(日)9:30から。
立川市内の玉川上水で「まるごと玉川上水かんさつ会」が開催されました!

15名(スタッフ込みで17名)の参加者でした。
完全に自主企画で、きちんと「会」という形にしたのは初めてだったので、若干緊張もしたのですが、参加者さんたちのサポートもあり、怪我も事故もなく無事に終了しました。
ありがとうございました。

 

まずは、簡易記事として、見つかったものの報告。


・虫
ヒロバフユエダシャク メス →同定ミスでシロフフユエダシャク メスの可能性が高い
コモリグモの仲間
ゴマダラチョウ幼虫
アカボシゴマダラ幼虫
ダンゴムシ
ワラジムシ
オオミズアオ 空繭
ヒロヘリアオイラガ 空繭
チャミノガ
ウシカメムシ 死?
シロテンハナムグリ 死骸 殻をクモが利用していた
カブトムシ 死骸
ヨコヅナサシガメ
クロモンサシガメ
アカシマサシガメ
マダラマルハヒロズコガ 幼虫 or 蛹の巣
ヒメシロモンドクガ 卵
クヌギカメムシ 卵 幼生
ナメクジ
ヤスデ
ヒゲジロハサミムシ
セミのぬけがら
ガの幼虫 未同定
アブの仲間
シロフフユエダシャク メス


・鳥
ムクドリ
ジョウビタキ
カワウ
メジロ
ヒヨドリ
ヤマガラ
ツグミ
アトリ
ハクセキレイ
オナガ
エナガ
シジュウカラ
キジバト
ドバト
コゲラ
カルガモ

・その他
枯れたナギイカダ
アジサイの冬芽

・お話
生き物の住み家となる落ち葉が都市化により散乱
ソメイヨシノではない桜は当然のように2月に咲くことがある
早咲きの桜が咲き始め、蜜を好きな野鳥たちが集まる
玉川上水の緑地の価値について

・反省点
参加者が10人以上の場合は班分けが必要?
リーダーの数が足りなく、全体をケアできなかった。
まずは、予約制にして、事前に人数を把握することが大事なのかも。



玉川上水 冬の夜の昆虫たち

帰り道。
夜の玉川上水を歩いていたら、意外と虫が見つかる見つかる。
虫探しのスイッチが入ってしまって、寒さも忘れ、ひたすらムシムシ。


アカボシゴマダラ幼虫。
やや例外的に(もう珍しくもないのかも)、成木の樹皮で越冬しています。


ハエ・アブの仲間、未同定。


ウシカメムシ
まだまだときどき見つかります。
樹皮の隙間なんかで越冬すると思うのですが、なぜか表に出てきていました。


ヨスジノコメキリガ。ふっかふか!
4つの筋、翅の縁が鋸目(ノコギリ状)のキリガの仲間。


おそらくウスキホシテントウ
ムツキボシテントウと似ていてややこしい。
見た時にはヒメカメノコテントウだと思い込んでいました。


ヒロバフユエダシャクのオスでしょう。
フユシャクの仲間。

寒さの問題もあり、真冬に夜の観察会を開くのは難しいのですが、意外に楽しいこの時間帯の虫探し。
神経が研ぎ澄まされるのか、昼間よりも色々見つかります。
フユシャクの仲間は夜に活発に動く場合もありますし。