シュロというヤシ科の木
(撮影 2015年11月)
シュロです。
玉川上水緑道の、雑木林タイプのエリア、放置されてきたであろうエリアでよく見かけます。
常緑樹。
中途半端な異国情緒感、南国感が個人的にはあまり好きではありません。
異国情緒感と書きましたが、似ている2種、シュロ(ワシュロ)とトウシュロのうち、シュロは一応九州あたりには自生していたものらしいです。
ヤシ科であり、つまりヤシの仲間。南国感はそこから。
放置され日陰の多くなっている林でも育ちやすいようで、東京でも増殖中。
玉川上水でも増殖中なのか、若い株も見かけます。
(撮影 2015年11月)
液果が10〜12月にできるとのこと。今度探してみようと思います。
野鳥もよく食べるらしく、シュロが広まる一因に。
雑木林の中ではやや異質の存在であるこのシュロ。
安易に除伐を!とは思いませんが、このまま増えていって大丈夫なんでしょうか。
観察と勉強をこつこつ続けていきます。