ナトリウム灯
立川市内、玉川上水緑道脇には街路灯としてナトリウム灯が採用されているエリアがあります。
夜間に、コンビニの明かりや明るい街路灯に虫が大量に集まってくるのはお馴染みの光景。
蛍光灯からは虫が好む光がたくさん出ています。言い換えれば、虫の行動に大きな影響を与えるというわけです。
それに対してナトリウム灯は虫を寄せ付けにくく(低誘虫光源)、昆虫たちへの影響が少なくなっています。
このあたりは夏にホタルも舞うエリア。照明の選択はかなり重要です。
もちろん、人間の安全だってとても大事ですから、「街路灯がないほうが良い!」なんて言うわけにはいきません。
この街路灯に関しては、玉川上水の自然保護を考える会が(特に会長の柴 俊男氏が)かなり交渉をして、なんとかナトリウム灯を選択してもらえたとの話。