小平で冬鳥調査+観察会

1月29日(日)
どんぐりの会主催で冬鳥調査+観察会が行われました。

調査中はほぼ写真を撮らなかったので簡単なメモを。


観察できた野鳥は
ヒヨドリ、ムクドリ、ハシブトガラス
エナガ、シジュウカラ、メジロ、コゲラ
アオゲラ、ツグミ、ウグイス、モズ、オナガ
キジバト、ドバト、コサギ
アトリ50〜60羽。
このあたり。

限られた場所のスポットセンサスということで、総種類数は少なめ。
といっても、基本的に同じ場所で毎年調査しているので、比較には役に立つデータが集まっています。


他に、タイミングや場所次第で見られた可能性のある野鳥としては、
ヤマガラ、シロハラ、ジョウビタキ、ルリビタキ、ツミ
カルガモ、マガモ、カワセミ、ハクセキレイ、キセキレイ、アオジ、カシラダカ、シメ、
ダイサギ、ゴイサギ
このあたり。


今回は、女性比率高め、平均年齢も低めの会となりました。
もっと若手の参加者が増えるといいですね!気軽に参加してほしいものです。

本当は、立川市内の玉川上水でも同時調査できたら良かったなー!
玉川上水各地で同時野鳥調査(の継続)をいつか実現したいと思っています。

「まるごと玉川上水かんさつ会」を立ち上げます

 これまで何度か、依頼される形や何らかの企画の中で自然観察会を行ってきましたが、今回ついに自主企画での自然観察会を立ち上げることになりました。


第1回目は2月12日(日)。
今のところ、天気予報では
晴時々曇。雨が降らないといいのですが。

歩く予定の場所は、玉川上水駅(清願院橋)〜宮の橋もしくは金比羅橋。
立川市内の雑木林エリアです。
エノキの成木が多いこと、観察しやすい場所に笹藪や落ち葉が多いこと、水路内が観察しやすいこと等が特徴です。
冬鳥や越冬昆虫を中心に観察します。

このブログにも、新しく「まるごと玉川上水かんさつ会」のページを作りました。

観察会の名前はまだ仮ですが、とりあえずこの名前にしておけば「"まるごと玉川上水"で検索してください」と伝えるとこのブログにたどり着いてもらえます。

餅つきと2月の野鳥

 
玉川上水の自然保護を考える会の活動で、餅つきが行われました!

ふかふか、ふわふわでおいしいお餅がたくさんできました。

さて、餅つき前の清掃活動で、野鳥たちとのなかなか良い出会いがありました。



アオゲラ
コサギ
アトリ40以上
ヤマガラ

エナガ
メジロ
シジュウカラ
コゲラ 混群

ヒヨドリ
ムクドリ
ハクセキレイ
カルガモ
キジバト
ドバト
ハシブトガラス

タカ1種(不明)

タイミングの問題だったのかもしれませんが、立川市内の玉川上水でアトリのまとまった群れを見たのは初めて。(最大10羽くらいの小さな群れに何度も会った。)

タカ1種は残念ながら遠すぎて種類が分からず。
何週間か前にも阿豆佐味天神社近くの上空で旋回するタカを見ています。

砂川村のお蚕様


何度かこのブログでも紹介した、阿豆佐味天神社


その境内に、養蚕の守り神が祀られている蚕影(こかげ)神社があります。

江戸時代中頃より砂川では養蚕が行われていたようなんですが、本格的な貿易がはじまった幕末頃より盛り上がり、最盛期は明治以降。
この蚕影神社も幕末の安政7年(1860年)に勧請されたものです。

  
石の猫。かなり新しいものではあるのですが。
蚕の天敵であるネズミを退治してくれる猫は、大切にされてきたようです。

ジャズピアニストの山下洋輔先生のエピソードにより、猫返し神社として有名になりました。


蚕影神社の解説パネルのそばには...

手水鉢のようなもの。今は石で埋まっていますが、昔は蚕影神社の手水鉢として使われていたものなんじゃないかと思うのですが。


ここに彫られている謎の模様。

  
蚕のように見えたのですが、いかがでしょう?
お腹の節がそれっぽい。


ただし、作られたのは文政13年(1830年)。
蚕影神社の勧請より30年も前なのです。蚕かも、蚕じゃないかも。
願主は村野家。(後の砂川家。)