ゴールデンウィークは毎日自然観察!

たくさん自然観察 / 観察会の予定が入っています。楽しみ!

初心者大歓迎の観察会も多いので、ぜひお越しください。

4月29日現在の天気予報では、しっかりと雨が降ってしまう日はなさそうです。
通り雨はあるかもしれないので、折り畳み傘は忘れずに。

◆5月3日(水)

井の頭公園開園100周年記念とりみ@井の頭公園


集合:京王井の頭線井の頭公園駅前 7:30
案内人は井の頭バードリサーチ代表 高野丈さん 他
参加者のみんなで隅から隅まで野鳥を探します。誰でも参加可能です。

申込みはこちらへ↓(birdimages.jp)
http://birdimages.jp/information.html


◆5月4日(木)

早朝高尾山登り 鳥見&植物観察

一応プライベートですが、夏鳥と高尾山の植物を案内します。

◆5月5日(金)

三鷹の森フェスティバル2017@井の頭公園

模擬店やライブイベントもあり。 少し人数が集まり次第出発。
出店形式の自然観察会です。(1回30分程度)
自然観察会が初めての方にも特にオススメ!

申込みは不要。直接会場にお越しください。

5月6日(土)

どんぐり林の夏鳥調査と観察会@小平

集合:小平中央公園体育館前 8:30
初心者大歓迎。玉川上水周辺緑地での夏鳥調査&観察会です。
ゴールデンウィーク前後には、平地にキビタキ、オオルリ、サンコウチョウやムシクイ類など夏鳥が立ち寄ります。

申込みはこちらへ(どんぐりの会) http://dongurinokai.net/?p=7517
※当日の飛び入り参加もOK

玉川上水ネットのWEBサイトをリニューアルしました

玉川上水ネットのWEBサイトをリニューアルしました。
玉川上水ネット


*旧WEBサイト

     ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

*新WEBサイト


爽やかなイメージで。


しかし、WEBサイトやブログのない参加団体、ほとんど更新していない参加団体が多いことが気になります。

こういった活動は、やはり活動内容を外部にきちんと公開していくべきだと思っています。
閉鎖的な活動をしていて、こっそりと「変な自然保護」をしてしまっている団体が世の中にはたくさんあるのです。

4月の虫 その2

4月の虫 その1はこちら



カワゲラの一種。



アオハムシダマシの仲間だと思っているもの。


似た種類が多すぎて、同定の難しいハムシの一種。
エノキについていたことがヒントになる?


ムネアカアワフキ。こちらは井の頭公園内で発見。


コナラの葉を巻いて揺籃に。
ヒメクロオトシブミのしわざでしょう。


エサキモンキツノカメムシ


ムーアシロホシテントウ


ヒゲナガカワトビケラか、その仲間。
羽化した水生昆虫がよく見られる時期になりました。


チャバネフユエダシャク幼虫。
エノキの葉にしっかりした食痕があったので、ゴマダラチョウかと思ったのですが、探してみたらシャクトリムシでした。


ニトベエダシャク幼虫。ノイバラを気に入っています。

イモムシのうんち

イモムシを飼育してみると、そのうんちの量に驚かされます。

状況や大きさにもよるのですが、ほとんどのイモムシが一日に十数個〜60個ぐらい、うんちをするのではないでしょうか。
若齢幼虫のうんちは粉のようなサイズ、中型のイモムシのうんちは2〜3mmくらいになります。

非常に興味深いイモムシのうんちですが、野外で発見することはかなり難しく(すぐにどこかへ転がり落ちて、土に混ざる)、自然観察会などで紹介することはなかなかできません。

あらかじめ、数時間前からイモムシのいる場所の下に新聞紙を敷いたりすれば、観察は可能なのですが...


そんなうんちを、野外で発見!
サルトリイバラの葉についていました。
サルトリイバラといえばルリタテハ。しかし、この時期にこのサイズのうんちをする幼虫はいないはず。さらに、食痕もありません。

まわりを探してみると...



真上にいた犯人!シャクトリムシです。


顔の黄色いこいつは、おそらくニトベエダシャクの幼虫。

真上でムシャムシャと葉を食べて、うんちをポロリ。

サルトリイバラの葉の表面はあまりサラサラしていないのと、風がそれほど強い日ではなかったので、落ちずに残っていたようです。