白バック撮影


意外なほど簡単に撮影できました!(ので、文字も入れてみました。)
上記の画像は、最近の図鑑で流行っている、いわゆる白バック写真です。

かなり昔には標本写真や絵が中心だった虫の図鑑ですが、ある時期より生体写真が多くなってきました。
生体写真は標本写真と比べて自然な姿ではあるものの、背景がごちゃごちゃした生体写真は見やすいとは言えず、検索性も悪いものがほとんどでした。

そのあたりを解消したのが、白バック写真!
野外で見られる姿を、背景のみ真っ白で。紙面にたくさん並べて掲載しやすいため、比較や検索も便利。

かなり人気のある文一総合出版のハンドブック(イモムシハンドブックなど)の多くも、この白バック写真で構成されています。

上のアカボシゴマダラ幼虫、実は真っ白な陶器のお皿に乗っています
おとなしい虫ならば、野外にいる昆虫でも撮影は難しくありません

9月の花

秋の花がたくさん見られる時期です。
8月から咲き始める花も多め。



キツネノカミソリ
すでに見頃ピーク過ぎ。
一面に咲く場所、ぽつんぽつんと咲く場所、様々です。
葉っぱは春に出現して引っ込みます。この時期の茎に葉はありません。

 

ツルボの花。
特に草刈りをした場所からにょきにょきと生えてきます。



シラヤマギク
写真はまだつぼみですが、日当たりのいい場所ではすでに咲いています。



オニドコロの花と果実。

 
ヌスビトハギの花。


カラスウリの果実。まだ赤くなっていませんね。


ヤブランの花。

 
ツリガネニンジンの花。
花が咲く時期の直前に草刈りが入る場合が多く、立川市内では多くの花は見られません。
つぼみの形を見ると、たしかにキキョウ科なんだな、と思います。ホタルブクロやキキョウの花が咲く直前とそっくり!

まるごと玉川上水かんさつ会 第3回 無事に終了しました

7月16日(日) 10:00 開始 。
かなりの虫好きが多く参加し、ひたすら虫を探す会となりました。

立川市内の玉川上水でかなりたくさんの虫たちを発見しました!



このあたりは、林縁に一定の幅があり、定期的に草刈りも行われています。
そのためササだけの単調な環境とはならず、樹木の低い株やつる植物に覆われ、たくさんの昆虫たちの住処となっています。

この日も合計100種類ほどの虫が見つかりました。


産卵するアカボシゴマダラ


エノキの葉の上にエメラルドグリーンの小さな卵。


ササグモ。かなりの数が見られます。


セミの抜け殻もたくさん見つかる時期です。


茶色のナナフシ


クサカゲロウの幼虫。ゴミのようなものをたくさん背負っています。


デーニッツハエトリの幼生。


クズノチビタマムシ。交尾中。
クズの葉っぱを探すとかなりの数が。


ゴマダラカミキリ