ヒカゲチョウ


ヒカゲチョウです。
綺麗に撮れました。撮らせてもらえた、と言うべきか。
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科。
目玉の模様があるジャノメチョウの仲間を「気持ち悪い」と感じる方もいるようですが、私は好きです。

他の種類と比べると、ヒカゲチョウはわりとすっきり明るい色合いです。

 


食草はクマザサやアズマネザサなど、ササの仲間。
というわけなので、玉川上水にいないはずがない。
ササをよく探したら幼虫の食痕も見つけられるかもしれませんね。

5月の蝶 その4


アオスジアゲハ×イボタノキの花
美しい色の蝶です。顔つきもかわいらしい。食草はクスノキ科。


マドガ×ナワシロイチゴの花
かなり小さいけれど、きれいな柄の蛾の仲間。
ナワシロイチゴの花の蜜はどこから吸えるようになっているのかも気になる。


ユウマダラエダシャク
シャクガの仲間。

 
オオミズアオ
かなり大型のヤママユガの仲間。全体的にふかふか。
オスは触覚がクシ状になっている。
食草はクヌギなど。

5/22追記

オオミズアオ
別の場所で。


ウスキツバメエダシャク
シロツバメエダシャクとそっくり。顔が白いのはシロツバメエダシャク。この個体は顔に色が付いているのでウスキツバメエダシャクか。
顔の写真も撮っておくことが大事!


テングチョウ
タテハチョウ科(旧分類テングチョウ科)。食草はエノキ。幼虫もよく見かけます。
見ての通り、テングの鼻のようなものが。
玉川上水では全く珍しくない蝶ですが、成虫は今年初めて見ました。

5月の蝶 その3


モンシロチョウ
食草はキャベツ、オオアラセイトウ、アブラナ類など。
シロチョウ科。
玉川上水のオオアラセイトウ、アブラナ類を食べて育ったかもしれないが、周囲の畑地にあるキャベツの可能性が高い。


クロアゲハ×ミカンの花
食草はサンショウ、ミカン類。
アゲハチョウ科。
玉川上水にサンショウはあるものの、ほとんど幼虫の食痕は見当たらない。基本的にミカンの仲間を食べて育っていると思われる。これはアゲハチョウも同様。

  
ヤマトシジミ
シジミチョウ科。食草はカタバミ。
カタバミがあるところならどこでも見られるありふれた蝶ですが、表の色合いはとてもきれい。


イチモンジチョウ
タテハチョウ科。食草はスイカズラ科。

    
ダイミョウセセリ
セセリチョウ科。食草はヤマノイモ科。

   
アカボシゴマダラ
タテハチョウ科。食草はエノキ。
花にはほとんど止まらず、樹液を吸う。

5月のイモムシ


ミノウスバの終齢幼虫。よく見かけます。
マダラガの仲間。食草はニシキギ科。
玉川上水ではマユミ、ニシキギ、コマユミの葉でよく見かけます。
時々集団になっていて、葉の裏を見るとぎっしりこの幼虫だらけということも。



チャエダシャクの幼虫?
シャクガ科。いわゆるシャクトリムシの一種。
クヌギの葉を食べていた。チャノキやサクラ類、ブナ科、クワ類が食草。


ヨツボシホソバマエグロホソバあたりの幼虫。
ヒトリガ科。
毛虫はとりあえず触らないようにすること。危険な種類もいます。


不明。

5/8追記

チャミノガの幼虫。
ミノガ科。いわゆる「ミノムシ」はオオミノガとチャミノガの幼虫。
写真を拡大してみたら、ちょっと顔が見えていたためチャミノガだと分かった。


エノキを食べるテングチョウの幼虫。
かわいい。