クロテンフユシャクの交尾

玉川上水で、撮影に成功しました!
クロテンフユシャクの交尾です。



ウスバフユシャクとクロテンフユシャクを見分けるのは難しい!
写真を見ると、オスの翅のラインが「く」の字に曲がっています。
はっきりと曲がっているので、クロテンフユシャクでいいはず。


    

観察途中にメスが動き出し、微妙に場所移動。
風の影響なのか、なんなのでしょうね。
翅が葉にぶつかってしまうオスは苦労していました。

アカボシゴマダラ蛹の抜け殻


玉川上水でアカボシゴマダラ蛹の抜け殻が見つかりました。

この時期に見つかったことはちょっと驚き。

いや、2月に抜け殻が残っていることは何も不思議ではなく珍しいことでもないのですが、見つかった場所は何度も何度も通っている(普段の散策でも、観察会でも、その下見でも)場所で、抜け殻があれば見逃すはずがないのです。

...ということは、最近羽化したもの?

キノカワガ

小平市内、玉川上水沿いでおもしろい蛾が越冬していました!


どこにいるのか分かりますか。

樹皮そっくり。


似たような蛾が多くて同定が難しいのですが、キノカワガの可能性がかなり高いと思います。
ふかふか。

食草はカキノキ科。周囲の民家に生えるカキを食べて育ち、林内で越冬というパターンかな。

新春ゴマダラチョウ探し

1月3日。

野鳥探しを兼ねて、新春ゴマダラチョウ探しを行いました。
すでに数カ所、じっくり根元を探してゴマダラチョウ幼虫を見つけているのですが、今回はまだ探したことのないエリアを中心に捜索。



こんなエノキ大木の根元にゴマちゃんはいます!


しっかりと冷える北側に、落ち葉がまとまって溜まっている場所があったらあやしい!

ごそごそと探すと...


いました!


ゴマダラチョウ幼虫2頭。がんがん見つかります。

  
顔を確認。かわいい!



またまた発見。


やはり顔がかわいい!
見つけた幼虫は、そっともとの場所へ戻しておきます。


立川市内の雑木林エリアはもっともエノキ成木の多い場所かもしれません。
写真内のほとんどがエノキ。


もちろん、こんな感じでエノキの葉がたまっている成木はそれほど多くはないのですが。
条件さえ良ければ、かなりの確率でゴマダラチョウ幼虫がいます。


見つけた!


またまた見つかる!


そして顔を拝見。


こちらはアカボシゴマダラ。
アカボシの場合は、本来樹上で越冬するからなのか、完全な茶色にならないようです。
体も少しほっそりしているような。