ビロードツリアブ
ふかふかのビロードを体にまとい、長ーい口吻を持つ、ビロードツリアブです。
4月に入り、たしかに色々な虫たちが活動を始めていますが、まだまだ目立つ虫は多くありません。
そんな中、寒さに負けず積極的に吸蜜するビロードツリアブの姿は目を引きます。
ハナニラの蜜を吸蜜中。
「長い口吻」というと、蝶や蛾の仲間が思い浮かびます。
ただ、彼らの多くは体が大きく、小回りがききません。
ビロードツリアブは、小さな体でホバリング上手、さらに尖った長い口吻を持っていることで、かなり多くの花から吸蜜することができます。
植物との関係がとても興味深いアブです。
ハナニラは玉川上水沿いのあちこちで見頃です。
帰化植物。もうずいぶん定着しています。
※追記
玉川上水ではなく、小金井公園で出会ったビロードツリアブですが、口吻の長さが分かりやすい写真が撮影できたので、追記として掲載しておきます。