オオスズメバチ

玉川上水ではたくさんのスズメバチに出会います。
樹液に集まる昆虫

夏に樹液の出ているクヌギを探せば、ほぼ毎日見つかります。

樹液に夢中になっている間はわりと安全なのですが、正確な大きさが分かるほどには近づけません。
そのため、「スズメバチの仲間」というところまでは分かっても、何スズメバチなのか分からない場合があります。

そんな中、今日出会ったのはこちら。

写真では分かりにくいのですが、4cmを超える巨大スズメバチ。5cm以上あったかもしれません。
見た瞬間にオオスズメバチだと分かりました。

オオスズメバチの女王は成虫のまま越冬します。
木の割れ目などで越冬するはずですが、巣をつくるための移動途中だったのか、何かトラブルがあって放り出されたのか、この個体は地面でほとんど動かない状態になっていました。


たくさんの虫を狩るスズメバチは、虫の増えすぎを抑えるという、生態系の中でも重要な働きを担っています。
そんなわけで好きな虫の一種でもあるのですが、このサイズのスズメバチが散策路で繁殖するのはちょっと恐ろしいですね...!!