「ふれあい下水道館」は江戸スポット&玉川上水スポット

江戸文化・歴史好きが楽しめるような展示が多くありながらも、施設名からはそれが分かりにくい場所がたくさんあります。

例えば...
東京都水道歴史館
→江戸時代の水道に関する展示が多く、江戸長屋の再現コーナーまである。

消防博物館
→5Fがまるごと「江戸の火消しゾーン」になっていて、ジオラマ、道具、浮世絵などの展示あり。

そしてこの「ふれあい下水道館」も隠れた江戸スポットのひとつです。



「江戸の水事情」コーナー。しっかり分かりやすく作られています。
施設名は「下水道館」となっていますが、もう少し広く水事情全般を取り扱っている感じです。
そして、小平市との関係も深い玉川上水関連の情報も多くなっています。


武蔵野の水事情といえば...まいまいず井戸
断面図の模型が展示されていて分かりやすい。

訪れたタイミングでは「玉川上水写真展 〜橋の今昔物語〜」という展示も行われていました。
チラシには1月24日までとなっていた催しが延長になったということだそうです。


地下5階にはなんと、下水道の実物が!
当たり前ですが、匂いがキツイ。自分たちの生活排水がこういう形で流れていることを実感することは大事ですね。


個人的に推したいのは地層の展示。
地下5階まで、螺旋状階段の中心にその深さの地層がそのまま展示されています。


建物に入ってすぐ、エントランスホール内に水琴窟も設置してあります。
都内にも音を実際に聞くことのできる水琴窟がいくつか現存していますが、ここの水琴窟はなかなか知られていない穴場。
自分で水を流し込むタイプではなく、自動給水されていて、安定した音色を聞くことができます。


アクセスについて。
公式webサイトによると、鷹の台駅から徒歩7分とのこと。

玉川上水の久右衛門橋からすぐの場所にあるので、上水さんぽの途中に立ち寄るのもおすすめです!

・玉川上水
・江戸文化
・まいまいず井戸
・水琴窟
・武蔵野の地層
と、好きなものばかりの施設でした。