3月の花だより

玉川上水で見られる野草、山野草、雑草、樹木、花をご紹介!

まだ日付は2月ですが、もうあとわずかで3月。ということで「 3月」の花だよりとして紹介していきます。


オオアラセイトウ(大紫羅欄花)の花
ハナダイコンやショカッサイ、ムラサキハナナといった呼び方のほうが知られているのかも。
ちょいと早めの開花です。しばらく経つと法面がこの花でいっぱいになります。


夕日を浴びる桜。
数カ所で見られる品種で、葉と同時に薄紅色の花が咲くタイプ。河津桜の近縁種なのは間違いないと思いますが、桜の種を断定することはとても難しい!



ニワトコ(接骨木)の冬芽と新芽
芽が開いてきて春らしい雰囲気に。
新芽はてんぷらにして食べられます!


ラッパスイセンと呼んでいるような種類でしょうか。
スイセンの園芸品種。あまり歓迎はできませんが、きれいな花です。
どうやってここに咲いたのか興味あり。とりあえず記録しておくことは大事。

 
タンポポ(蒲公英)の花
総苞片が反り返っていません。在来種タンポポかも!と思ったので記録。
タンポポの識別はまだできないので、勉強します。


カラスノエンドウ(烏野豌豆)の花
玉川上水周辺で。ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)とも。
この植物の名前をド忘れてしていたため、復習のために掲載。

*以下、3月3日追記


クサボケ(草木瓜)
にょきにょきと。つぼみも見えます。
場所によってはすでに花が咲いています。


早咲き品種の桜はそろそろ見頃過ぎ。花びらはかなり落ちてしまっています。
そして新しい葉が。
昨年はもうちょっとしっかり花が残った状態で葉が出てきていた気がするのですが...



アセビ(馬酔木)の果実とつぼみ
もう少しで咲きそう!


マユミ(真弓)の冬芽
冬芽、というより新芽。開いてきました!


イヌシデ(犬四手)の冬芽
密度が高く、遠くからでもなかなか目立つイヌシデの冬芽。


クロッカスの花
あちこちで咲いてしまっているのを見かけるこの花。
まとまって咲いている場所を小平で発見。ここから広がってしまったのでしょうね。


ヒメオドリコソウ(姫踊子草)
どこでも見られる雑草。春に開花。
本家オドリコソウは生息地が減りつつあるのに対して、こちらは分布が広がっていく帰化種。


ハルジオン(春紫菀)の花
玉川上水でも咲き始めました。好みの分かれる外来種。
際限なく増えてしまうことや「貧乏草」の別名もあることからあまり好まない人もいますが、「花自体はかわいい」と愛でる人もいます。


ホトケノザ(仏の座)の花
春の七草のホトケノザとは別の植物。これを食べてもおいしくないでしょう。