玉川上水 10月の花だより

玉川上水で見られる野草、山野草、雑草、樹木、花をご紹介!

すっかり秋です。
紅葉、落葉が少しずつ進んでいます。
気持のいい晴れの日も多く、散歩にぴったりのシーズン。

花だよりと言いつつ、花以外のものも多い、そんな季節。


(撮影 2015年10月)
ホトトギス(杜鵑草)の花
斑点模様が印象的。名前の由来は模様がホトトギス(鳥)の模様に似ていることから。
よーく探すと、数カ所で咲いているのを見つけられます。


(撮影 2015年10月)
チャノキ(茶の木)の花
おなじみ、緑茶になるお茶の木の花です。
緑道周囲の畑では、チャノキを囲いにしていることが多く、そこから紛れ込んできたのかも。
ツバキに似た、白く小さい花をつけます。


(撮影 2015年10月)
エゴノキの実
5月、6月には緑道の一部がこのエゴノキの白い花で埋めつくされていました。
実はヤマガラの好物として有名です。玉川上水でも、実をついばむヤマガラを時々見かけます。


(撮影 2015年10月)
コナラ(小楢)のどんぐり


(撮影 2015年10月)
クヌギ(椚)のどんぐり


(撮影 2015年10月)
クリ(栗)の実
緑道にはたくさんのどんぐりが落ちています。そして落ちてきます。
気をつけないと、頭上に降ってくることも。
コナラが一番多く見られるように思いますが、エリアによってはクヌギも多くなっています。



(撮影 2015年10月)
クサギ(臭木)の実


(撮影 2015年10月)
マユミ(真弓)の実
もうしばらくすると、開いて中の種子が出てきます。


(撮影 2015年10月)
ナンテンハギ(南天萩)の花
夏の終わりごろから咲いているのを見かけました。

 
(撮影 2015年10月)
ネムノキ(合歓の木)の果実
マメ科ということで、マメ科らしい形になっています。
夏には玉川上水駅付近できれいな花が見られます。
他の場所では、なかなか見られる位置に花をつけません。

  
(撮影 2015年10月)
コブシ(辛夷)の実
熟してきて、赤い種子が見えています。
名前の由来は、熟す前の実が拳に似ていることから。

コブシの花は、立川市の「市の花」です。
1974年(昭和49年)5月に制定。(立川市 ホームページより)


(撮影 2015年10月)
ススキ(芒)
秋といえばこれ。
秋の七草の和歌に出てくる「尾花」はススキのこと。


(撮影 2015年10月)
シラヤマギク(白山菊)の花
柵の内外であちこちに咲いているのを見かけます。
キクの仲間にしては、花弁の枚数が少なく、間に隙間がはっきりと。