年末の羽村自然観察

いよいよ2016年も終わりまであと少し。
12月29日、知人たちと羽村での自然観察を行いました。

 
なんやかんやで一年に何度も来ている羽村!

まずは、五ノ神神社でまいまいず井戸を見ていたところ、アトリが飛来。(写真無し。)
やはり、今年はかなりあちこちにやってきているのですね。


そして羽村堰方面へ移動。


せっかくなので玉川兄弟像を撮影。(たまには横から。)

何度も見ている玉川上水取水口ですが、今回もしっかり確認。
中流域と比べて、かなり水路の幅が広いことをあらためて実感しました。

取水堰付近の多摩川・玉川上水周辺ではいろいろな動植物が見られます。

ちょっと遠いけど、カワセミ!オスですね。

 

今回は、多摩川でたくさん鳥見をした後、郷土資料館方面へ移動。(資料館は年末休み!)

郷土資料館の裏あたりは、屋外展示として古民家がある他、ちょっとした雑木林があります。


そこから山へ登っていくこともできるのですが、今回は時間がないため、その林周辺を散策しました。


謎の糞。多摩川より西側にはいろいろな哺乳類が生息しているはずなので、糞があること自体は不思議じゃない。誰の仕業かな?


面白かったのが、旧田中家長屋門。
長屋門だけがここに移築されたものなのですが、じっくり探すと虫がたくさん!


エサキモンキツノカメムシ。


何かの繭の抜けたあと。アカスジシロコケガ?


蜘蛛やたくさんのミノムシ、何かの卵なんかも見つかりました。

昔の建築様式は、虫にとってかなり住みやすい環境だったのだな、と再認識しました。

とにかく寒かった一日でしたが、たくさんの鳥、虫、植物を楽しめました!

見つけた野鳥

ツグミ
アトリ群れ
エナガ
ルリビタキ ♀
ホオジロ
ハクセキレイ
モズ
イカルチドリ
セグロセキレイ
カワラヒワ
カワセミ
キセキレイ
ドバト
コガモ
カルガモ
カワウ
アオサギ
オオバン
ホンセイインコ
ヒヨドリ
スズメ
ジョウビタキ
ダイサギ
コゲラ
シジュウカラ
メジロ
ハシブトガラス
ガビチョウ 声
カイツブリ
ムクドリ
トビ

31種


ルリビタキのメス。


ジョウビタキのオス。

気になるポイント
・羽村堰付近には、ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ3種すべてやってきて楽しい。同時に見られる場面もあった。
・駅の付近で、ホンセイインコらしいシルエットを目撃。気になっていたが、羽村堰付近の大ケヤキに飛来したところに後で遭遇。羽村にも来ているのか。定着するのかは分からない。