下草刈りの後
7月20日前後に、玉川上水駅より上流あたりで業者による下草刈りが行われました。
→玉川上水の下草刈り
さて、前回の記事に
雑木林の多くの野草は、夏の間地中に眠っていたり、夏までに種子散布を終えているため、下草刈りを行っても時期が来たら何事もなかったかのように生えてきます。と書いたわけですが、2週間ほど経過した今、どうなっているのでしょうか。
早い段階から目立つのはシダ植物!
市街地にある日当たりのいい空き地を草刈りすると、ブタナ、セイタカアワダチソウ、ヒメジョオンなど帰化植物ばかりがぐんぐん出てきますが、やはりそういった場所とは様子が違います。
ちょっとずつ伸びてくる新たな芽。
そしてポツンと花を咲かせているのが...
キツネノカミソリの花!
このあたりは、強い風雨で地表面が流されてしまいそうなくらいギリギリまで刈られていたのですが、キツネノカミソリはそれでも無事だったわけです。
もちろん、ちょっと早めに花茎が出てきていたら一緒に刈られてしまうのですが。