カキバトモエ


ネムノキです。
写真の真ん中あたりをよく見ると、樹皮ではない何かが見えます。


樹皮にそっくりな・・・


イモムシ!
カキバトモエという大きな蛾の幼虫です。

毎年この時期になると、樹皮にくっついている姿を見かけます。
食草はもちろんネムノキ。
低い位置に枝がある株で見かけたことはないので、葉を食べる姿は見たことがありません。


(撮影 2016年9月)
前年の同じ時期にも同じ木でばっちり遭遇しています。

どうも、ある程度育つと食事中以外は地面近くへ降りてくる習慣があるらしく、多いときには5〜6頭ほど見つかります。


成虫になると、びっくりするほど大きな姿に。
不思議な模様。色味や模様は個体差があり、また光の加減でもかなり印象が変わります。

夏の夜に、樹液を吸っているところをよく見かけました。