玉川上水のセミ
・アブラゼミ
・ミンミンゼミ
・ニイニイゼミ
・ツクツクボウシ
・ヒグラシ
・クマゼミ(局所的)
クマゼミは要注意。
本来の生息域ではないのですが、卵が産み付けられた樹が運ばれてきたのか、あちこちで増えてきています。
実際にクマゼミが優勢になってきた時、どんな問題が起こるのかは分からない部分が多いのですが、とりあえず分布が広がりつつあるのかどうかという部分には要注意しつつ調査していきたいところです。
また、ヒグラシは玉川上水緑道全域に生息しているわけではないと思っています。調査不足。
アブラゼミの成虫。
ミンミンゼミの成虫。
ヒグラシの成虫。左がオス、右がメス。
羽化したばかりのニイニイゼミ。
撮ろうとすると意外にいい場所にいないのがセミたち。
積極的に写真を撮ろうとはしていないのですが、現時点で玉川上水のニイニイゼミ、ツクツクボウシ、クマゼミの良い写真がありません。
良いタイミングがあれば記録として撮っておこう!
玉川上水緑道や周辺の林ではセミの羽化もよく観察できます。
特に7月下旬頃から観察しやすくなりますね。
19:00過ぎに夜の雑木林を歩いていると、トコトコと樹を登る幼虫や、背中が割れ始めた個体が見つかります。
羽化が始まったら絶対に触ってはいけません!要注意。
羽化の失敗率が高くなります。
羽化が始まる前にウロウロしていて踏まれそうな幼虫を木の側へ誘導する、というのはあり。
ただ、不慮の事故で羽化できずに死んでしまう個体も一定数いてバランスが取れているという考え方もできます。
あまり神経質になる必要はないと思っています。