玉川上水にアトラスオオカブト出現
どう考えても国産ではないカブトムシ。
よく見てみると、アトラスオオカブトでした。
すでに死んでいます。
大量の飼育土とともに、雑に捨てられていました。
ちょうど少し前、ステッチマルシェのイベント内で「飼育に使った土を林に捨てない」という注意書きをしたチラシを配布したばかりでした。
→まるごと玉川上水かんさつ会@ステッチマルシェ 無事に終了しました!
たかが数十枚配った程度のチラシに大きな影響力があるとは思いませんが、直後だったので残念な気持ちです。
飼育に使っていた土を捨てる、国外種の死骸を捨てる、どちらも環境への影響を考えると、「やらないほうがいい」ことではあるのですが、全力で「絶対ダメ!」と叫ぶのは難しい、微妙な問題です。
(もちろん、生きている国外種を野外へ放つのは、全力で「絶対ダメ!」と叫ぶことのできる問題です。)
また、地域にもよりますが、じゃあどうやって捨てたらいいのか、「土の処分」が難しすぎるのも問題です。
そしてここ2年くらい、大雨で土が流れてしまった部分がよく補修されるようになりました。
しかし、その補修に使われている土は明らかに色が違い、どこから運んできたのかよく分からない土です。
そんな状況なので、「飼育土を捨てないで」というには、説得力がどうも足りない感じがします。
実際に、目の前で飼育土を捨てている場面に遭遇した時、きちんと理屈を通して止めさせることができるか、自信がありません。
供養になるとも思えませんが、せめてきれいに整えて、大事に標本にすることにしました。
そんな状況なので、「飼育土を捨てないで」というには、説得力がどうも足りない感じがします。
実際に、目の前で飼育土を捨てている場面に遭遇した時、きちんと理屈を通して止めさせることができるか、自信がありません。
供養になるとも思えませんが、せめてきれいに整えて、大事に標本にすることにしました。