アカボシゴマダラの祈り
手を合わせて祈るポーズをとるアカボシゴマダラ。
(無事に蛹化できますように...)
体の固定は基本的に腹脚でおこなわれるため、胸脚部分は枝から浮いていることも多いのです。
これはゴマダラチョウ、オオムラサキなどの幼虫も同様。
秋の井の頭公園では、多数のアカボシゴマダラが見られたのですが、春にはかなり数が少なくなっています。
→井の頭公園のゴマちゃん
ほとんどの幼虫が越冬できなかったのでしょう。
基本的に落ち葉で越冬するゴマダラチョウに対し、アカボシゴマダラは枝 / 樹皮上でも越冬できるため、たしかに過酷な環境にも強いのですが、さすがに株の根元に落ち葉一枚もなく、雑草も茂っていないような場所では越冬が難しくなります。
基本的に落ち葉で越冬するゴマダラチョウに対し、アカボシゴマダラは枝 / 樹皮上でも越冬できるため、たしかに過酷な環境にも強いのですが、さすがに株の根元に落ち葉一枚もなく、雑草も茂っていないような場所では越冬が難しくなります。