玉川上水にカルガモは何羽生息しているのか

「カモ」と聞いて多くの人が思い浮かべるのは「マガモ」なのかもしれませんが、生活の中で遭遇する機会が多いのは、「カルガモ」の方ではないかと思います。


(撮影 2015年1月)
左がカルガモ。右がマガモ

玉川上水ではカルガモが一年中見られ、冬から春にかけてのみ南下してきたマガモが見られます。
今年もそろそろマガモが飛来しているんではないかと思うのですが...


さて、このカルガモ、玉川上水には何羽程度生息しているのでしょうか?
水路を東西に行き来し、飛んでいく事もある彼らの正確な個体数を把握することはとても難しいのですが、先日(12月20日)、同時に45羽を発見
玉川上水駅の西側に12羽、東側に33羽のカルガモがいました。
少なくともこの付近だけで45羽はいることになります。

(撮影 2015年12月)

ただ、冬以外では、同時に最大二十数羽程度しか見たことがありません。
もしかすると一定数はどこからか南下した個体が混ざっていて、冬だけこの数になっているのかも。


このカルガモたち、普段は水路の中にいますが、出てくることもあります。
エサを求めて安全柵内の土手をゴソゴソと歩いたり、時には柵の外に飛び出すことも

 (撮影 2013年5月)

雑食であること、植物の実や海草類を食べるということを知識としては知っているものの、なかなか食べる瞬間を観察できていません。
昨年の冬にはマガモと共に水路斜面で何か探している様子がよく見られました。
具体的には何を食べていたんでしょうか...?

じっくり観察を続けます。


 (撮影 2014年3月)