セキレイ(ハクセキレイ・セグロセキレイ・キセキレイ)
日本で見られるのはハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイの3種。
(撮影 2015年11月)
特にハクセキレイはどこでも見かける身近な鳥ではありますが、木の上よりは地面にいることの多い野鳥です。
そのため玉川上水緑道では若干見つけにくいのですが、周辺の畑地や、水路内のわずかな足場にいるのを見かけます。
(撮影 2014年3月 玉川上水水路内)
水路に落ち葉がたまっていたり、水際に歩ける足場ができているとやってきます。
とにかく印象的なのは尾を上下に振る姿。
写真では伝えられませんが...
(撮影 2015年3月)
時期や個体差によって違いもありますが、メスの方は全体的に灰色。
濃い黒色が基調のオスに対して薄くなっています。
(撮影 2015年11月)
セグロセキレイはハクセキレイと生息地域が微妙に違うようです。
玉川上水で見かけることは少ない感じがしますが、羽村 取水口付近の多摩川ではよく見かけます。
(撮影 2015年2月)
都市鳥化してどんどん馴れ馴れしい性格になっていくハクセキレイと比べると、キセキレイは繊細で警戒心が強いイメージがあります。
(撮影 2014年12月)
(撮影 2015年12月)
追記。
「キセキレイは繊細で警戒心が強いイメージがあります。」と書いたばかりですが、堂々と道路上をうろうろするキセキレイに遭遇しました。
ちょうど道路の真上にエノキの枝が広がっており、実がたくさん路上に落ちていました。
基本的には水生昆虫を食べるキセキレイですが、これを狙っていたのでしょうか。
車のタイヤが食べやすい具合に実をつぶしてくれることも都合が良かったのかも。
車がやってきたらもちろん逃げるのですが、通行後、何事もなかったかのようにまた路上へ戻っていく姿は完全に都市鳥でした。