ケヤキの種子散布


11月に入りましたが、玉川上水林内はまだまだ緑色。
ところが...

 
日当たりの良い場所の樹木はばっちり紅葉しています。
こちらは、玉川上水駅前のケヤキ

 
美しい鮮やかなオレンジ色!

サクラの仲間は全体的に紅葉が早いのですが、ケヤキの場合、日当たり次第で極端に紅葉具合が変わるイメージ。
街路樹として植えられているケヤキはかなり早くに紅葉するものが多いですね。


さて、本日11月9日はなかなか強風が吹いた一日でした。
そんな日に、ひらひらと空を舞っていたこれ。


ケヤキの小枝です!
いくつかの葉っぱがついた枝。

普通、落葉樹が冬に落葉する場合、葉っぱだけが落ちます。
このケヤキは枝ごと折れてしまったのでしょうか?


実はこれ、ケヤキが種子散布するための戦略なのです!

カエデの仲間など、種に翼がついていて、ひらひらと舞い落ちる樹木もあるのですが、ケヤキにはそんな翼はありません。
その代わりに、小さな葉がついた枝をまるごと落とすのです。


よく見ると、その小枝ごとに数個の果実がついています。

小枝ごと切り離すことで、しっかり風を受け、ひらひらと飛んでいく。
そうすることで、種を遠くまで散布しているんですね!

今日のような強風では、かなりの距離を飛んでいました。