タマゴタケと玉川上水のきのこ
玉川上水ではかなりバリエーション豊かなきのこが発生します。
有機物を分解するきのこ達。
生態系の中でも、とても重要な役割を持っています。
食べると危険なきのこも多いため、要注意。
(撮影 2015年9月)
こちらはタマゴタケ。
名前の由来は、卵のような形のかさ…ではなく、基部の白い部分。
発生直後は白い卵にそっくり。その殻をやぶるような形で成長します。
手元の資料によると、コナラ・クヌギの根に菌根形成するようなので、玉川上水の雑木林でタマゴタケが見つかることは偶然ではないのでしょう。
鮮やかすぎる色を見ると、毒キノコっぽく思えるのですが、無毒。
おいしく食べられると聞いています。
しかし、きのこの素人判断は厳禁!
スーパーマリオに登場するきのこに似ていることでも有名な毒キノコ「ベニテングタケ」。
こちらも鮮やかな赤色をしており、白色のいぼがなければタマゴタケとまぎらわしいため危険。