イラガの繭

ある日、玉川上水沿いを歩いていると、こんな枝が落ちていました。


クヌギの枝です。 チョッキリのしわざにしては、太い枝。
何日か続いている雨風によって折れたものだと思います。
さて、その枝についている卵のような謎の物体...

これは、イラガの繭です!
正確には空繭。
この写真では分かりにくいのですが、羽化した蛾が抜け出した時の裂け目が上部にあります。
蓋のように取れていることもあるのですが、今回はつながっていました。

ヒロヘリアオイラガの空繭は良く見つかるのですが、このあたりでこのイラガの繭が見つかったのは初めて。

せっかくなので、回収。

あちこちきれいにして…


ケースに入れて、完成。
次回のステッチマルシェ等で、展示していこうと思います。

幼虫に刺されると危険ですし、ぜひ知ってほしい身近な虫の一種でもあります。


ところで、「繭」という漢字、何も見ずに書けますか?