8月の虫

玉川上水の昆虫やその仲間たち。

8月初旬あたりは夏の虫たちのピーク!
カブトムシやクワガタ類は、9月が近づくにつれてゆるやかに数が減っていきました。
初夏によく見られた虫が再び見られるようになったのもこの時期の特徴。(2回目の発生時期。)

セセリチョウがよく飛び回るようになり、ヒカゲチョウよりもサトキマダラヒカゲの方が多くなる。
色々と変化があります。


イチモンジセセリ
セセリチョウの仲間。
アザミの花が好きなようで、よく蜜を吸っている姿を見かけます。


ルリモンハナバチの仲間。
瑠璃色が美しい!


アオドウガネ
葉を食べるタイプのコガネムシ。
捕まえると臭いうんちのようなものを出すので注意。


イトトンボの仲間。
たぶんアオモンイトトンボで合っていると思うのですが、じっくり調べていません。
小型で透明感のあるトンボです。


オンブバッタ
おんぶしているとは限らない。


コアオハナムグリ
よく見られる小型のハナムグリ。


フクラスズメ
ヤガの仲間。やや大型。夜間に蜜を吸っているところ!
口吻がはっきりと見えます。


イボバッタ
草原環境の虫はあまり積極的に探していないため、バッタの勉強が進んでいません。
このイボバッタはあまり草の生えない場所でも見られる種のため発見。


コクワガタ
8月下旬より他のクワガタは少なくなり、このコクワガタが大半になりました。
3cmにも満たないかなり小さな個体もいます。


未同定の蛾。
特徴はハッキリしているのでよく調べたら分かりそう。


虫ではありません。ニホンヤモリ
8月も樹液周辺でよく見かけました。


シロテンハナムグリヒカゲチョウサトキマダラヒカゲ
7月にはヒカゲチョウとサトキマダラヒカゲが10:1くらいの割合に感じられたのですが、8月には逆の1:10くらいになっていました。


イトトンボの仲間。
未同定。


ムラサキツバメ
シジミチョウの仲間。普通種ですが、翅の表側はかなりきれいな青紫色です。


分かりにくい写真ですが、コメツキムシの仲間のサビキコリが7〜8頭ほど集まっています。


コノシメトンボだと思います。
アカトンボの一種。夜間に休んでいるところに遭遇。


ヒトリガの仲間。
チョウ目ヒトリガ科。
アカハラゴマダラヒトリもしくはキハラゴマダラヒトリかな。


ジャコウアゲハのメス。
ぶれてる。ウマノスズクサの周囲を飛び回っていました。


ヤマトシジミ
吸蜜していたように見えたのですが、このヒナタイノコヅチには蜜があるのだろうか...??