オトシブミ
「玉川上水の虫」カテゴリの初記事です。
オトシブミはオトシブミ科の総称。
玉川上水ではたくさんのオトシブミと出会うことができます。
クヌギの葉の上で出会ったこちらはおそらくヒメクロオトシブミ。
オトシブミのメスは、葉をくるくると巻いて、その中に卵を産み付けます。
オトシブミのゆりかご。クヌギの葉が巻かれています。
やや専門的な言い方では揺籃(ようらん)。
「落とし文」は季語でもあり、そのため和菓子のモチーフにもなっています。
右側の上生菓子がそれ。
「落とし文」とは、公然と言えないようなことを書いた文(ふみ)を、直接渡さずにわざと落として拾わせるもの。
昆虫「オトシブミ」のつくるゆりかごが地面の落ちている様子が「落とし文」に似ているため、その名前が付けられたといわれています。