2016年の雪景色

何年か後に見た時のことを考えて、まずは説明を。

この記事を書いたタイミングは1月18日(月)です。
2015年度は極端な暖秋・暖冬の傾向があり、紅葉の遅れ、春咲きの花の1月開花など、「冬がない」ような状態が続いていました。
が、2016年1月17日から18日にかけて、強烈な寒波が襲来。
広く関東地方で積雪しました。(秩父34cm、東京でも6cm)
交通機関も大混乱。この後も北日本では猛吹雪の恐れがあるんだとか。

多摩地域でもしっかりと積雪しました。
17日の朝の時点で歩きにくい量の雪が積もっていました。
朝はまだ強い雪が降っていましたが、昼近くにほぼ雨に変わっていました。


さて、以前の記事にも書いた2006年の玉川上水雪景色。

  (撮影 2006年1月)

そしてこちらは、2016年の玉川上水雪景色!

(撮影 2016年1月)

ちょっと撮影時の色味の違いが気になりますが、それにしても10年...!!
もうずいぶん長く玉川上水を見続けていることを実感しました。




やはり、落葉樹の雪景色はきれい。


マユミに積もる雪。


まだわずかに、落ちずに残る葉があります。
「雪の積もるコナラの葉」はちょっと貴重な気がしたので撮っておきました。



雪の重みで、あちこちの枝がバッキバキに折れてしまいました。
しばらく、樹の下の通行は危険だと思います。


折れた枝を見てみると、その多くはキノコ類がついているものや、病気っぽい斑点のあるものでした。
もともと弱っていた枝がどんどん折れているのでしょうね。
邪魔になりそうな枝は脇へ避けておきましたが、まだまだ枝が落ちそう。


雪の重みで普段よりもずっと枝が垂れ下がり、通行しにくくなっています。

 
さてここで謎!
こんな風に、雪に立っている折れ枝があちこちで見られました。
いったいどうしてこうなったのでしょう?

周りに足跡はないため、人の手によるものではないようです。
折れた面を下にして、刺さるように地面に落ちたのでしょうか。そんなバカな!


 
水路の水量は明らかに増え、部分的に凍結気味。
流れもかなり早く、普段なら流れなさそうな枝やゴミもどんどん流れて行きました。

   
寒いね!


畑の中を元気にちょこちょこ走り回るハクセキレイ。

哺乳類の足跡がないかしばらく探してみたのですが、見つけられず。
早朝から犬の散歩をする方も多いので、紛らわしい!


ムクドリはこんな日でも活発。やはり数十羽の群れで移動していました。


寒そう!

この日見つけた野鳥は、ムクドリ、コゲラ、エナガ、ツグミ、ハシブトガラス、ハクセキレイ、メジロ、ヒヨドリ、カルガモ、キジバト、ドバト。
本当はもっといたのかもしれませんが、雪(雨)音と視界の悪さで探しにくい日でした。


「雪の積もる桜」を撮りたかったのだけど、結構解けてしまっていました。残念。


小平監視所前に、枝と葉が大量に溜まり、そのまま凍結しそうになっていました。
これは大丈夫なんでしょうか。