玉川上水自然観察会(仮)第1回が行われました

自主企画の玉川上水自然観察会、第1回です。

ゲスト参加者を楽しませるようなタイプではなく、勉強会に近い内容で。
植物、虫、野鳥をたくさん探し、そのつながりを観察しました。


アオツヅラフジの葉。
ツヅラフジ科、互生、右巻き。


ヒトツバハギ
トウダイグサ科。ハギとはほぼ関係ない植物。互生。


エノキの枝にナナフシ
上手に擬態しています。


モッコク。
モッコク科。雑木林の構成樹というよりは庭木。
誰かが植えたのか、民家の果実を食べた野鳥が運んだのでしょう。


カメムシの仲間。未同定。


ミズイロオナガシジミ
シジミチョウ科。この日はいくつかの個体を目撃。
食草はコナラ、クヌギなどのブナ科なので、雑木林には居て当然。
シジミチョウの仲間ですが、意外にも表より裏の翅がきれいな種。


カマキリの仲間。未同定。


メドハギと思われる葉。


木質化したクズ。木質化したフジにひょろひょろとクズが巻いているのだと思い込んでいました。
思ったよりもクズの勢いが強い!


ホタルブクロの花。
白色の花が比較的多い印象ですが、時々濃い色のものもあります。この写真の花は中間。


エゴノキの葉にできた、エゴツルクビオトシブミゆりかご


クマヤナギ
クロウメモドキ科。互生。つる性。
どこでも見られるわけではなく、玉川上水のごく一部で発見。


ムラサキシキブの花が咲き始め。
ほんのりといい香り。


ラミーカミキリ
あまりにも個性的な模様。カミキリムシの仲間。
イラクサ科やムクゲに付くとのこと。フヨウの葉で発見。


クサノオウ
葉の特徴を覚えていなかったのであらためて撮影。
ケシ科です。


ザクロの花。


コハウチワカエデハウチワカエデにそっくりですが、オオイタヤメイゲツではないかと推測。


ユリノキを発見。
成長したらコナラ・クヌギよりも高くなる可能性があると思うのですが、どうするのだろう。


シオデ。サルトリイバラ科。つる性。
サルトリイバラに似るが細長く、細かい葉脈が目立つ。


テイカカズラ
キョウチクトウ科。常緑のつる性。
かなりひっそりと生き延びています。周囲の民家では普通に見られる。


八重咲きのドクダミ
花びらのように見えるものは総苞。