まるごと玉川上水かんさつ会 第5回 無事に終了しました

2018年1月21日(日)は、まるごと玉川上水かんさつ会 第5回でした!


テーマは「冬鳥の観察(+ゴマダラチョウ越冬幼虫探し)」でした。

この日、見つかった野鳥(玉川上水駅から千手橋)

9:30〜12:00
ヒヨドリ
ムクドリ
シジュウカラ
ヤマガラ
エナガ
メジロ
オナガ(声のみ)
コゲラ
アオゲラ
ハシブトガラス
ハシボソガラス
キジバト
ドバト
ジョウビタキ
ツグミ
シメ
カルガモ
カワセミ
コサギ
ウグイス(9:00頃の下見中)
モズ
ホンセイインコ(9:00頃の下見中)

* * * * * * *

特別珍しい種類などが見られたりはしませんでしたが、混群が目の前にやってくるシーンが何度もあり、盛り上がりました!
特に、ヤマガラコゲラは参加者のすぐ近くをウロウロ。大サービスでした。双眼鏡より、肉眼で見たほうが良いような場面も。


また、アオゲラは久しぶりの遭遇!頭の赤色がかなりハッキリしていて、美しい個体でした。

みんなで橋から(通行人の邪魔にならないように)野鳥探し。
じっと待っていると、色々な野鳥がやってきます。



今回、配布資料として配った、野鳥カレンダー
私が普段、調査観察している範囲では、猛禽類のツミは夏鳥。
このカレンダーでは「4月〜7月に見られる」としていたのですが...


観察会数日前の下見で現れたツミ
偶然立ち寄っただけかもしれませんが、こんな例外と毎年遭遇します。
まだまだ、調査を続けないと分からないことだらけ。


そして、「ゴマダラチョウ探し」の方も、バッチリ!
観察会がはじまって、わりとすぐに何頭かのゴマダラチョウ越冬幼虫と遭遇できました。

こちらはなんと、緑色のコナラの葉にくっつくゴマちゃん!


エノキ以外の葉っぱにくっつく個体には稀に出会います。しかし、なぜかまだまだ青々しいコナラの葉っぱにくっつくなんて、不思議!

この写真のように茶色の葉っぱにくっつく越冬ゴマちゃんに見慣れていると、かなりの違和感があります。

他にも、何種類かの越冬幼虫に遭遇。

クヌギカメムシの卵もみんなで観察しました。


ハイレベルな参加者も多く、みなさんの力でどんどん生き物が見つかった、楽しい自然観察会でした!
ご参加ありがとうございました!