鷹の台雑木林昆虫観察会に参加しました

4月24日、鷹の台雑木林昆虫観察会に参加しました。

講師は高槻成紀先生、韓昌道先生。

鷹の台駅に集合し、玉川上水を上流方向に進みながら、虫の観察と植物の観察を行いました。

最近私はあちこちで樹木の新芽を定点観察していく中で、虫に食べられる葉がとても多いことが気になっていました。
例えば「エノキの新芽を食べる虫はどんなものが考えられるか」などなど、この機会に聞きたかったことをたくさん質問!

エノキの葉を食べる虫は、ゴマダラチョウ(最近はアカボシゴマダラが多い)、オオムラサキ、テングチョウ、タマムシ、そして多くの蛾の仲間など。
虫にはなかなか人気があるようです。
玉川上水では、実生によりエノキの若木はたくさん出ていて、そして結構な割合で虫に葉が食べられています。

あいにくの雨で、あまりたくさんの虫は観察できなかったものの、勉強になることが多かった観察会でした。

私も少し、植物の解説を担当。
キンラン、ギンランの花がたくさん見られ、盛り上がりました。



柵の軸となっている、広い面に虫が集まりやすいとのこと。
野鳥から狙われやすい気もしますが...観察不足なのか、こういった場所で虫を食べる野鳥は見たことがありません。




観察中に目立っていたサワフタギのつぼみ。
もう少しで開花します。