柴刈りに行ったおじいさんは山を登っていないかもしれない
(撮影 2014年11月 ヤマガラ)
知っている方にとっては常識かもしれませんが、昔は雑木林のことを「山」と呼んでいたそうです。
(関東が中心の方言かもしれません。)
はるか昔の話というわけではなく、今でも年配の方にお話を伺うと自然に「山」という言葉が雑木林の意味で登場することがあります。
多摩の昔話にもこの「山」がよく登場します。
そして意味を取り違えると話の筋が変わってしまいます。
さてさて、「おじいさんは山へ柴刈り(芝刈りではないよ!)に」なんて話がありますが、おじいさんはわざわざ山には登ったわけではなく、近所の雑木林へ出かけていたのかもしれませんね。