玉川上水が「東京水道名所」に選ばれました!

玉川上水が「東京水道名所」に選ばれました!
・・・というより、選ばれていました。

2017年中に水道局により選定が進み、2017年9月21日に確定したようです。
しばらく前の話題なのですが、全く気が付きませんでした。



選ばれたのは7ヶ所。
3部門に分かれていて、玉川上水は水路自体と、羽村取水堰部分が独立して選定されています。

ダイナミックな自然との調和

水道水源林
小河内貯水池
村山・山口貯水池

技術の継承

羽村取水堰
玉川上水

地域のシンボル

金町浄水場の取水塔
駒沢給水所の配水塔


「東京水道名所」は、水道局自ら選定したもの。
何かが認められたというよりも、PR・魅力発信目的でセレクトしたという形になります。


「東京水道名所」は今後、インフラツアーの実施や東京動画への掲載、東京で来年開かれる「国際水協会(IWA)世界会議・展示会」に向けたPR冊子の作成などで活用されます。
とのこと。


羽村取水堰、玉川上水、どちらも自然との調和ではなく技術の継承の方に入っていることがポイントです。
水道局のPRポイントはそこだということ。
パンフレット(水道局webサイトからダウンロードすることもできます)を読んでも、玉川上水の紹介に、自然に関する記述はほぼありません。
多少残念に思う部分がありつつも、あらためて土木部分の価値について、考えさせられました!

多摩六都科学館で企画展「たまろく水辺の案内所」がはじまります!

多摩六都科学館、春の特別企画展「たまろく水辺の案内所」の内覧会へ行ってきました!


北多摩の水辺環境、そこに住む生き物たちについての展示です!
  
もちろん玉川上水のことも。

玉川上水の展示に関して、私も少し協力しました。



淡水魚たちが飛んでいます!
美しいペーパークラフト。


面白かったのはこれ。
重そうな石に見えるけれど、実はクッションです。
ひっくり返すと、何か生き物が隠れているかも...??


春の特別企画展「たまろく水辺の案内所」
開催期間:2018年 3月17日(土)~5月6日(日)
9:30~17:00
※3/19,4/9~12,16~19,23は休館、
 4/13,20,24~27は閉場
開催場所:イベントホール


多摩六都科学館へのアクセスは、花小金井駅・田無駅からバス、もしくは花小金井駅より徒歩18分程度。

ふかふかジョウビタキ!

冬鳥として、玉川上水沿いでもよく見かけるジョウビタキ


ふっかふかな写真が撮れました!おなかが丸くてかわいい。
こちらはメスです。

600mm〜800mmくらいの望遠レンズを使えば、このくらいの撮影ができます。

虫のように飼育したり、標本にしたりはもちろんできないので、
細かい毛並みや体の構造を学びたいとき、こういう写真が有効です。
脚の形状もよく分かりますね。


正面から見ると、頭はこんな形。
鳥の頭は、案外細く薄いのです。しかしおなかはふっくら。

講演会「いつかは本をつくりたい! 『まるごと玉川上水ガイド』~身近な自然と歴史を中心に~」開催のお知らせ

図書館で講演を行います!





開催日時:2月11日(日) 午後1時30分より
場所:喜平図書館 集会室
対象者:おおむね小学校5年生から大人
詳細内容:
『ひみつのゴマちゃん~ゴマダラチョウの不思議な生活~』の著者、成瀬つばささんは、玉川上水を中心に観察、調査されています。
私たちにとっても身近な玉川上水の自然や歴史、
そしていつかはつくりたい玉川上水の本について、お話をしていただきます。

講 師:
 成瀬 つばささん
 (まるごと玉川上水かんさつ会会長・NACS-J自然観察指導員)
時 間:
 講演会 午後1時30分~3時30分(午後1時開場)
 講師との懇親会 午後3時30分~4時
定 員:
 50人
申込み 1月20日(土)の午前10時から問合せ先へ(電話可、先着順)
※保育6人あります(市内在住の1歳児から就学前まで、先着順)


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詳細、申込みは小平市図書館のホームページへお願いします!

玉川上水の自然や歴史の話、ゴマダラチョウについての話の他、
以前ブログ記事に書いた、玉川上水のガイド本実現に向けての話をします。
妄想本|成瀬 つばさ『まるごと玉川上水ガイド』